2023.01.07(土)

2023.01.07(土)


 引き続き、休みの深夜帯は、『ティル・ナ・ノーグ』をプレイ。いったんコツがわかればどんどん進める。二人の王女と再会するも、一人が魔王にさらわれ、もう一人は強制的にこちらの仲間として加入してくる。おかげで一緒に戦ってきたメンバーのひとりと別れなければならなかった。とはいえこのゲーム、あとでわかるんですが、一旦別れても、関係が深まっていれば手紙という形でこまめに近況を報告してきてくれるし、後日どこかの町で再会すれば、またパーティを組みましょうよといってくれるらしい。これは嬉しい。別れと言っても一時的なものに過ぎず、死ななければ人生また逢える日もやってくるというのは希望が持てますよ!


 朝になって、だし巻玉子、ベーコン、納豆、お味噌汁、白米の朝食。だし巻玉子が焼きすぎてちょっとパサつく感じに仕上がってしまった。ずぼらせず弱火に落としたりしながらじっくり巻くべきですね。手間を惜しんではいけません。


 食後、鏡花全集の1巻を手に取る。里見弴・谷崎潤一郎等錚々たる顔ぶれの「月報」を読んで、はじめの篇から読もうとするも、来歴が気になって「年譜」を確認。この「冠彌左衛門」は


《明治二十六年五月、京都日出新聞に「冠彌左衞門」を連載す。うけざる故を以て、新聞當事者より、先生(註:尾崎紅葉)に對し、其の中止を請求して止まず。狀信二十通に餘る。然れども、少年の弟子の出端を折られむをあはれみて、侠氣勵烈、折衝を重ねて、其の(完)を得さしめらる。此のよし後に知る處、偏に先生の大慈なり。翌年いづれより轉賣せしや、加賀、北陸新報に、おなじ插畫とともに揭げて、社は喝采を得たりと聞く。そのいはれを知らず。》


と書かれてありました。はじめての商業作の連載を師匠が守ってくれるというのはいま聞いても美談だなと思います。泉鏡花も相当に古い作家だという印象だったけれど、尾崎紅葉はそれよりも古い世代だったんですね。泉鏡花の辿った執筆人生を考えると、さいきんお亡くなりになった古井由吉さんのことが思いだされますが、古井さんはまだ積極的に大江さんとの対談本を出されたり、新作も書かれていて、動画にも出演されていたようでした。鏡花先生の晩年も世間の評価からは少し離れたところにあったとはいえ、こういった感じの活動状況だったんでしょうか。年譜はまだほとんど見ていないので、またいずれ確認しておきます。


 朝10時、買い物へ。さいきんウィルキンソンのジンジャーエールが美味しくてリピートしてます。鶏モモミンチと煮込み用の牛肉を購入。しかし物が高い。値段を見て買い控えるということがよくあります。


 文芸誌2冊(『新潮』『群像』)も購入。帰宅するとローダン新刊も届いていた。


 昼、カキフライ3粒と、菓子パンを2個食べる。

 その後、就寝。

 夕5時半起床。入浴。


 YouTube動画を見ながら、またうつらうつらする。

 9時前覚醒。ふだんよく見に行っている配信者さんの配信を開く。夜中ずっとつけっぱなしで、『ティル・ナ・ノーグ』のつづきから始める。祠を辿って次の大陸(島?)に到達。今度の土地は町が少なめ。マップの殆どが山岳地帯でそれが中央にどーんと鎮座している。進行可能な地域は海岸沿いの島の外周ぐるりだけ。迷うことなく進めるから楽と言えば楽だけど。そう。ファルコン♀のマミさんはお亡くなりになりました。たしかに回避・命中能力が高いのは嬉しいけど、その代わりにHPが少ないから敵攻撃が集中するとすぐにやられてしまう。セーブ・ロードの回数が頻繁になるので、パーティから外した方がいいかと思っていた矢先、お亡くなりになられて、薄情にもそのままにしてしまいました。


 夜ごはんはとろとろ野菜(オクラ・長芋・エノキ)を入れた、この時期にはあまりふさわしくないだろう冷製の汁物と、蓮根・人参・小松菜などを入れたベーコンの炒め物でした。さいきんあまり摂れてなかったから野菜多めを心掛けました。


 食後も『ティル・ナ・ノーグ』のつづき。

 きょうはどこかのタイミングで『指輪物語』を読んだけどどの時間帯でしたっけ。 

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