1-10 Silent Invasion

 店を後にした4人は、既に昼過ぎだったが地下鉄で水族館に向かうことにした。すぐ近くの名古屋城も有りだったが、今は現場となったセントラルパークスや大教会付近を通らなくて済む観光地と云う決め方で、詩応が提案した。

 名古屋港水族館までは、栄から地下鉄で20分。特に流雫はパリ、レンヌ、そして河月と内陸にしか住んだことが無く、日本で海を見たのは澪とのデートで東京湾の人工島……臨海副都心に行った時ぐらいだ。

 日本でも有数の水族館を見て回る流雫と澪。夕方に閉館を迎えるまで楽しんでいたが、中でも巨大プールでのショーは大迫力で、ただ圧倒されるばかりだった。2人は水族館を予定に入れていたのは正解だと思っていた。

 そして、思わぬ形でWデートになったが、詩応も真も楽しく過ごせた。大教会のことやら、気になることは山積みだが、それに向けての束の間の休息だと思うことにした。

 これが本来の、高校生の休日なのだ。テロだの何だのに潰されること無く、楽しいことだけを貪り、文字通り我が世の春を謳歌すべきなのだ。特に流雫は他人より遅れて知った、その分取り戻そうとしているように思える。


 夕方になり、セントラルパークスに戻った4人。真は大教会の爆破で事情聴取を受けていた父親と合流し、先に帰ることになった。最初から最後まで流雫と話さなかったが、それは仕方ないことではあった。

「……何?気になることって」

と詩応は澪に問うた。栄に向かう地下鉄で、彼女が囁くような声で

「先刻のこと、気になることが有って……」

と言っていた。

 楽しかったことに水を差すのは判っていたが、どうしても拭えない疑問が有った。それは、避けて通れないことだった。

 澪はスマートフォンを取り出し、メッセンジャーアプリの再生ボタンを押す。

 通話内容を録音できる機能が年末に実装されていたが、使ったのは今日が初めてだった。その存在を思い出した澪は、あの時咄嗟に録音ボタンを押していた。

「……これも、ルージェエールの仰せのままなのか?」

「ルージェエールなど知らん!」

「太陽騎士団さえ滅ぼせば!!」

「血の旅団でないなら、何者なの!?」

「五月蠅い!」

と、流雫と澪、そして犯人の声がスピーカーから流れてくる。

 「……血の旅団の信者なのに、自分が崇める神の名すら知らない感じだった。……太陽騎士団さえ滅ぼせれば、血の旅団なんてどうでもいい。……信者が言う言葉なのか……」

と言った流雫に、詩応は目を見開きながら

「じゃあ、太陽騎士団の内紛……?」

と問う。

 それどころか、今は全ての可能性を否定できない。ただの末端信者に、細かな内部事情など判るハズもなく、それは様々な憶測を生む。顔が広い姉……伏見詩愛なら何か知っていたのかもしれないが。

 「……旭鷲教会……?」

と澪が言った。

 父とその後輩刑事から、数時間前に初めて聞かされた名前。この謎に包まれた組織が、仮に昨日今日と遭遇した事件に関わっているのならば、トーキョーゲートと太陽騎士団を狙った一連のテロ事件との関連性が生まれる。

 そう思った流雫は、ふととある言葉を思い出し、

「……まさか」

と呟く。

 ……1週間前、河月の警察署で弥陀ヶ原は言った。

「……トーキョーゲートで駒に使われた連中、半分以上が特定の宗教の信者だった」

と。明言こそ避けていたが、それが旭鷲教会のことだとは容易に想像がつく。

 しかしそれは、つまり……。

「あの亡霊に……何時まで囚われればいいの……?」

と、澪は洩らす。亡霊……それは流雫にとっても同じだった。難民排斥を目論み、OFAを陰で操り、数々のテロを仕掛け、そして空港で流雫と澪に銃口を向けた政治家が、亡霊として残っている。

 ……元政治家、伊万里雅治と旭鷲教会の関連性……弥陀ヶ原の口振りから、無いとは最早思えない。

 「……何を見てきた?」

と詩応は澪に問う。セミロングヘアの少女は、隣の恋人の名を呼ぶ。

「……流雫?」

その声に、シルバーヘアの少年は頷いた。

 流雫にとっても辛い記憶を蘇らせることに、澪は躊躇いが有った。だが、流雫は構わなかった。

 今更詩応に隠す必要も無い。ただ武勇伝や自慢話に陥らなければよかった。尤も、澪にその気は毛頭無かったが。


 ……澪は一通りを駆け足で話したが、その間詩応はただ唖然とするばかりだった。しかも、トーキョーアタック以外の全てが、この1年足らずの間に起きている。流雫が姉の死を勝手に引き摺っていることは、癪に障るが仕方ないと詩応は思った。相容れるかはまた別の話だが。

 生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされた挙げ句、引き金を引く……そう云う異常事態に何度も遭遇してきた2人は、詩応にはこの上無く不憫に思える。だからこそ、流雫と澪には何が起きても、何が何でも生き延びて、この不憫を上回るほどの幸せを掴んでほしかった。


 やがて、詩応は2人と別れた。本来はもう少し時間は有ったが、ふと思うことが有り、地下鉄で帰ることにした。

「また会いたいな」

と言い残したが、澪とは連絡先を交換してある。何なら、今度は自分が東京に行ってもいい……事件とは完全に無縁であれば。その時は、流雫も彼女についてくるだろうから、彼との接点も……よくも悪くも今のままでいいと思っていた。

 金山駅で降り、数分歩くと見えてくる高いマンション、その一室が伏見家だ。

 今日は確か、共働きの両親は少し遅くなると言っていた。あと1時間以上は帰ってこないか。詩応は黒いバックパックを部屋に置き、主を失った部屋に入った。

 ……6歳年上だった姉の詩愛は、名古屋市内の大学を卒業したと同時に初めて地元を離れた。東京の大手百貨店に就職したのだ。初めての一人暮らしは大変だったが、それはそれで楽しんでいた。

 高校時代から大教会に出入りするようになったが、真面目で人に分け隔てなく接することができる典型的な優等生だったからか、一部からの要望としてはそのまま教会の職員になってほしかったらしい。その敬虔な信者ぶりは東京でも変わることは無かった。

 詩応とは前夜にメッセンジャーアプリで遣り取りしたが、その時も何も変わったことは無かった。そして、あの事件から1週間後に遺品を引き取ったが、色々調べてみても特に気になるものは無かった。

 ……詩愛の死そのものは通り魔の仕業、対外的にはそう報じられた。しかし、単なる通り魔の犯行がそれに続くテロ行為の引き金になったと云うのは、想像に難い。ましてや、犯人は自動車爆弾まで用意していたのだから。そして、今日大教会に車が突入した手口と酷似している……。

 あくまでも地域幹部や職員ではなかった詩愛は、教団の関係者だと判るようなアクセサリー等を持ってはいなかった。そして、誰かからストーキングされているような話も聞いていない。

 ……左傾化する日本への警鐘、と云う犯行動機の裏で、何が起きていたのか。そして、姉は何故殺されたのか。通り魔以外の、納得できるだけの答えが欲しい。通り魔とは、絶対に思えない。

 遺された妹として、詩応はそれだけが願いだった。だから、あれだけ熱心だった陸上も捨てた。

「……詩愛姉……」

と、詩応は小さな声で呟く。姉の前でしか使わない呼び方だった。

 ……昨日、あの日姉を助けようとした2人と偶然出会した。初対面ながらあの迫り方は、自分でもどうかと思ったが、あれが唯一の機会だった。そうでなければ、今でも2人には逢っていないだろう。

 そして、事件には遭遇したが、旭鷲教会と云う言葉を知ることができた。これも全て、ソレイエドールの導きなのか、もしくは姉が引き寄せたのか。今はどっちでもよかったし、そのどっちもだと思った。

 ふと、詩応は段ボール箱の一番上に置かれた手帳を開く。常に2冊持ち歩いていたが、1冊は太陽騎士団の活動に特化したものだった。

 真っ白な照明の真下で、暖房も入れず、ひたすらページをめくっていく詩応の手が止まる。

「……有った……!」

ボーイッシュな少女は思わず声に出した。


 太陽騎士団排斥の動き。犯人は血の旅団ではない。旭鷲教会?初耳、正体不明。

 河月の事件にも関与?誰かが内部に潜む?

 ……11月下旬始まりの2025年用手帳、そのノートのページに書かれていたのは、それだけだった。その上の日付は、渋谷の事件前日。その日は確か休みで、都内の大教会に少しだけ顔を出したと言っていた。その時にこの話を聞いたのか。

 だが、この話を妹にすることは無かった。これだけでも、不穏な動きなのは容易に想像が付くし、詩応の安全などを思った末の選択だったのだろうか。

 伏見姉妹は、5年前に大往生した祖母がドイツ人で、それ故のクォーターだった。確か、ブロッケン山に近い小都市ヴェルニゲローデの出身だったか。その祖母が信者だったことが、伏見家の太陽騎士団との関わりのルーツだ。

 しかし、まさかこう云うことになるとは。詩応は溜め息をつくばかりだった。

 ……関東からの2人に会って、この話をしたい。何らかの役には立てるだろうから。

 ただ、2人きりの旅行のハズが、3日間全て何らかの形で……しかも楽しい話ではないことで会うのは流石に悪い。平日の火曜日にでも、澪にメッセージを飛ばそう……。詩応はそう思い、そのページを撮った。


 流雫と澪は、ホテルに戻って15分後に刑事2人に呼び出された。数時間ぶりに再会した澪の父と弥陀ヶ原に連れられて行ったのは、居酒屋だった。名古屋名物となっている手羽先や名古屋めしで知られる店に、折角だから連れて行こうとしたのだ。

 大人2人が次々にオーダーを出すと、テーブルには手羽先や味噌串カツが並ぶ。烏龍茶をパートナーに選んだ高校生2人は、2人の刑事にあの後4人で水族館に行ったことを話した。ようやく、旅行らしい話ができた。

 しかし、その旅行も明日の夕方までだ。明日は名古屋城と熱田神宮を回ることにした。市外に出るのは、次回でも悪くない。

 明日も残っているが、この旅行最大の収穫は詩応と出逢ったことだった。……彼女が言う通り、これも女神の導きだとするなら、その女神とはもしかすると彼女の姉なのかもしれない。ただ、あまりにも残酷な導き方だが。

 ……今は美味いものを口に入れ、楽しいことを期待するだけだ。昼間のことは、この時だけでも忘れたい。

 刑事2人の奢りらしいが、それなら容赦なしに楽しめ。そう思った澪は、初めての手羽先に苦戦する流雫の隣で、味噌串カツに手を伸ばした。

 

 最終日は、前日に組んだ予定の通りに回れた。少し時間を余らせたが、その時間は名古屋駅で土産物選びに費やした。雛を象ったプリンベースのスイーツを堪能し、新幹線に乗る。

 品川からNR線に乗り換えると、2人は新宿で別れることにした。流雫はこれから、山梨方面に向かう特急列車に乗り換える。

 何時ものデートと同じく、特急用のプラットホームに着くと、5分後に東京からの列車が着く。

「ありがと、流雫!」

と澪は言い、流雫も

「澪、サンキュ!」

と返して列車に乗った。ドアが閉まるのを待って、澪は自分の家へ帰ろうと踵を返した。

 家に帰り着くと、父の常願がスーツを脱ぎ名古屋土産の手羽先を母の室堂美雪に渡していた。聞けば、1本前の新幹線で帰ってきたらしい。ただ、父は昨日一昨日の事件については触れることは無かった。

 仕事の話を極力家でしない主義、そして折角の旅行から帰ってきたばかりの娘と、面白くない話はする気にならない。当人は名古屋めしを朝昼晩と堪能するしか、仕事以外にすることが無かったと言っていたが、それはそれで満足げだった。

 ……明日から、また普段の日常に戻る。そして、この名古屋での出来事が、ただの前触れでしかないことに気付くことなど、できるハズも無かった。それは、同じ頃特急列車の端の座席で微睡んでいる少年も同じだった。


 次の日、流雫は河月創成高校の最上階、一番端の教室にいた。昼休み、相変わらず1人で電子書籍を読んでいる。名古屋では全く開かなかった、フランス語で書かれた書籍だ。

 ……彼の席は窓側の後ろから2番目。一番後ろは空席だが、そこに誰かが座ることは無かった。

 1年半近く前に主を喪った席は、教室で最も目立つ。かつてそこに座っていたのは、学年で最も人気者だったが控えめだった少女、欅平美桜。

 黒くウェーブが掛かったセミロングヘアとピンクの瞳が特徴的だった。そして誰もが、美桜を恋人にすれば自慢できると思っていた。しかし、彼女が選んだのはよりによって、恋愛に最も無縁そうな同級生だった。

 その4ヶ月後、美桜はこの地球からいなくなった。その時、一緒にいたのが同級生の……。

 「宇奈月くん」

と流雫を呼んだのは、笹平だった。少年は顔を上げて

「どうしたの?」

と問う。

「あの教会って、確か名古屋のと……」

と、窓の外を指しながら黒いロングヘアの少女は言った。

 昨夜のニュースでも、名古屋の一連の事件と河月の教会爆破事件の関連性についての話が有ったことを、流雫は思い出す。

「同じ……だね」

と流雫は答える。ただ、それ以外に何も言えない。ましてや、名古屋でも遭遇したとは、自分から言うワケにもいかない。

「ニュースでやってたけど、太陽騎士団って比較的新しいんでしょ?カルトと云うか……」

と笹平は言う。

 カルト。本来はラテン語で礼拝や崇拝そのものを意味するのだが、特に日本では世界史や日本史で学ぶような、昔から存在する所謂伝統宗教以外の宗教全般を指す。同時に、危険な団体とニアイコールで結ばれている。

 太陽騎士団をカルト呼ばわり……今この場に、名古屋で出逢ったあの少女2人がいなくてよかった、と流雫は思った。もしこの場にいれば、下手すると揃って笹平に噛み付いていたかもしれない。

 ただ、一般的な認識は残念ながらそれなのだ。普段聞かない名前は全て怪しい、と云うのはごく普通のことで、それは宗教にだって当て嵌まる。その上でどう認識するか、で個々にとって怪しいか否かが決まる。

 太陽騎士団は怪しくないが、血の旅団と旭鷲教会は怪しい。それがフランス人の日本人の混血の少年にとっての認識だった。

「カルトとは思わないけどね。何となくだけど」

と流雫は言った。何となく、その便利な言葉で遣り過ごそうとした。

「もう1年になるのね、あの教会が爆破されて」

と笹平は言い、眼鏡越しに遠い目をした。


 ……昨年2月、この学校の目の前の教会が爆破されたのは、午前中最後の授業中のことだった。流雫は窓の外を無気力で見つめていたが、教会の入口付近に不審な大きい荷物が置き去りにされる、その一部始終を偶然目撃していた。

 半年前に空港で爆発物を目撃した時と同じ違和感を感じた流雫は

「伏せて!!」

と叫んだ。誰も相手にしないどころか嘲笑の声も聞こえたが、直後に大きな爆発音が聞こえ、同時に割れた窓ガラスの破片が教室中に降り注ぐ。嘲笑が一転して悲鳴に変わった。

 その直後、唯一の目撃者を口封じする目的で校舎に侵入してきた犯人の1人に向かって、流雫は生まれて初めて引き金を引いた。本来は学校への銃の持込は禁止だが、持ち歩いていなければ不安だった。堂々と校則違反を犯していたことは褒められないが、だから助かったのは皮肉としか言い様が無い。

 あれから、来月でもう1年になる。同時にそれは、流雫が澪の存在を意識するようになって1年になることを意味していた。

「……1年か……」

と流雫は呟く。

 ……そう云えば、あの教会爆破以降今年に入るまで、太陽騎士団を標的としたテロは起きていなかった。警視庁が、トーキョーゲートの捜査がほぼ終結したと会見を開いたのは、年末のことだった。

 まるで、トーキョーゲートと入れ替わるようにテロが起きるようになった。リベンジ、と云わんばかりのタイミング……いや偶然に違いない。それこそ、単なる妄想じゃないか……。

 ふとチャイムが鳴った。もう昼休みも終わりか。

「もう……何事も無いといいわね」

とだけ笹平は言って、自分の席に戻る。

 ……何事も無いといい。それはこの少年が、誰よりも願っていた。一度だけでいい、叶って欲しい。


 「澪、今いいかな?」

3日前に名古屋で出逢った少女からのメッセージが届いたのは、澪がバスルームから部屋に戻った直後のことだった。

「何か、気になることでも?」

と返す。それから1分も経たないうちに、手帳の1ページの写真が送られてきた。それに目を通すなり、澪は

「これは……」

と打つ。それと同時に、画面が着信通知に変わった。詩応からだ。メッセージじゃまどろっこしいと思ったのか。

「詩応さん?」

と第一声を上げた澪に、詩応は

「話す方が手っ取り早かった」

と答え、続けた。

「……送ったやつ、アネキの手帳に書いてあった。あの事件の前日に聞いた話らしい」

 ……既に、詩応の姉は旭鷲教会と云うキーワードに辿り着いていた。犯人とは書かれていないが、内部では既に怪しいと読んでいたのか?だとすると……。

「……でも」

と澪は怪訝な声を上げる。

「澪?」

と詩応が呼ぶと、澪は一呼吸置いて言った。

 「……誰かが内部に潜む……。もし太陽騎士団の中でもそれが判っているのなら、どうして何もしなかったんですか……?」

「あ……」

スピーカー越しに、詩応が目の色を変えるのが声だけで判る。

 「……既に内部では、旭鷲教会が怪しいと睨んでいた。誰かまでは判らなくても、何らかの手は打てていたんじゃ……」

そう言った澪の言葉に、

「……睨んでいるだけで、確証が無いから動けなかったのか……」

と詩応が返すと、澪が

「動かない、いや動いてはいけない理由でも有ったのか……」

と続けた。

 ……スマートフォンを耳に当てたまま、固まる2人。トーキョーゲートと同じように、泥沼に嵌まっていく感覚が東京の少女を襲う。その沈黙を破ったのは、澪だった。

「……これ、父に見せても?」

その問いに、詩応は

「ああ。アネキが遺したものが、少しでも役に立つなら」

と答える。

「ありがと、詩応さん」

と言った澪は、しかし知らなかった。たった今詩応と呼んだ少女が吐いた溜め息は、少しだけ泣きそうになったことへの、彼女なりの抵抗だったことを。

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