第3話 おかんの仕事
おかんはバッグやポーチがメインのハンドメイド作家
と言っても不定期制作で販売は某フリマアプリのみ
それでもクオリティは店舗で売ってあるようなほど
おかんがバッグやポーチ類を作り始めたきっかけは
私が小学生の頃まで遡る
私の小学校は図書室用のバック所謂「図書バッグ」は低学年のみ
手作りのものを持っていかなければならなかった
理由としては、
恐らく市販のものだと同じものを持っている児童がクラス内に居た場合
どちらのものかパッと見ただけでは分からないからだからだろうと思う
おかんは当時はまだ今より裁縫が上手いわけではなかったため
私は気づかないうちにバッグの持ち手だけを持って帰り、
バッグ本体は道端に落として帰ってきていた
おかんはそんな私の姿を見て「これはやばい…」と思い猛特訓し
一気に裁縫が上手くなった
そのため今では「試作品」として作ったものでもかなりのクオリティである
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