雪降る除夜の二年参り

るなち

0.

 あれから四半期は過ぎた。

 僕とミナトは結局のところ同棲する形になり、気が付けば季節が過ぎ去り寒い寒い冬が訪れていた。

 僕達はあのモラトリアムを乗り切り、サナトリウムからも脱出できた。

 気が付けば、日々が日常に変わり。そしてもうすぐ年が明ける。


 これは、僕とミナトの。

 久々に過ごす年越しの物語。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る