第12話

メニースターズ  

私の旅団 第12話


「あのさー先輩の意見も理解出来るけど私等メインだから!」当然さマリーさん

「パンドラさん達シナリオだけなら楽勝だったのかな?」いいや前半だけでしょ

「某作者よりは構想してるハズですのでー」代わりに書けよライオネルってばよ


どうやらギルド会員は情報を共有出来る様だ いい面と悪い面があるので留意を

楽勝だなんてとんでもない、筆だけ進めても支離滅裂ではだから何で終わりだよ

今まで何回リテイクしてるのか 1行すら埋められない日があったのを忘れるな


「ふう 余計な愚痴で尺使うのよねアナタ 小技は得意だから」だってピジョン

「一度サボると数日書かないだろ 文章のみだぞ小説は」そうなんです飛鳥さん

「宴会削ったら更にやる気出なくなるのに 埋め合わせ希望よ!」オリーブ氏だ


すけべ箇所は全面手直しなのでWEB版は 我慢してる有志のお方に感謝しなさい

この辺から本腰なので原案の方も、内容を厚くするほど筆の速度は落ちますから

遅くてもデビュー勝ち取ってる先生の方が正義です、シルヴィは口だけ(よしw




            ネクロス皇国 定例会議

「ではこれより定例会議を開催する、資料を 誰の発言かは問いませんので 

・・・ふむ 地方の報告と数字が些か噛み合わぬと」議長はロンベルトだが

「今年も水害対策しとかないとまずいですよ。突発的豪雨多発でしかも不定期

東北地区ジャックスの被害総額は・・・去年以上かと」とポリフェ伯爵令嬢だ

「手配書の件 聞いておりますぞ、獣島は私の担当地区ですから ボルですよ

今更レッツィ様についても意味は薄い 戴冠を逃した愚息では おっと失礼」

「その話私の耳にも入って来てます、真意のほどは知らぬがアドラ団と密に?

皇国の領土外から来たとか、ヘスメラルダですが如何しました議長」(少佐)


「君達はまだ若い、国と言うのはですな、ジェラール様がお若い頃は苦労をな

損得勘定ばかりでは盤石の世の中を保つのは難しいかも知れん 儂も歳かな」

「話は変わりますが、ヘスです 何者でしょうか行方不明の旅団と言う輩は

皇国の領内では手がかりがないと、レッツィ様が噛むとは思いにくいですよ」

「ふん、まさか伝説の古代人なぞ無しですぞ大概にして頂きたい(待てよw

全幹部が出席していたら失笑ものです全く、おや顔色が悪いですなご令嬢」


「軍人だ私は! 父のコネではない 派閥の話題は抜きで良いでしょう今は

何故今年は地震が多いのか、その事ですよ 気温も不安定ですし」ポリフェ嬢

「昨年あたりから蜂の群れが急に少なくなっている話を思い出したが・・・

全体で会議していたハズ? 現皇帝はルドン様だ 数年前ですと 一体?」

「ボル将軍、オットー殿と連絡は取れますかな 少し気になる事があっての

議長からと言えば理由になるハズ いやまさかな・・・帝都が割れるなどと」



ピジョン達は既にレムーア軍として動いている 集落から更に西側へ進軍するが

殺気とは別の薄暗くねじ曲がった嫌な気配がした、ミスト島 街の地図に記載無し


「さあ、言っとくけど小説にクラスチェンジとかないから」最初からのマリーだ

「HEY、もう手直しとか意味ないの パンドラさん達の姿は読者達が決めるのよ」

「俺達はレムーア軍か 了解それでいい、嫌でも思い出すだろうさ!」レオ達か

                   ・

                   ・

                   ・

  だが、開けた道で待っていたのは島の武装住民達だけではなかったのだ!


                 

「ほう成程、東の助っ人軍団というのは奴らか 向かって来る気か くっくっ

・・・騎馬軍を突破されるとは予想以上だが 我々だぞ 玉砕しに来るとはな」

「コノ シマは ワレワレノ ジンエイガ イタダク 邪魔者ハ容赦せんぞ!」


               

「黄泉のお仲間か 気をつけろ 現世はお気に召さないと見える」義信は漢です

「あの黒い甲冑は皇国の雰囲気がするが、遊びは終わりだろうな」ハイマと飛鳥

「奥へ向かえば憶測かどうか答えが出るハズ、このピジョンは仲間を信じていた」


あぜ道は広い様だが集落の先は荒野に近い場所だ 部隊数ではレムーア軍が劣勢

不気味な敵将と思われる姿が最奥に2名控えている様子に見えた、浅黒い甲冑姿、

そして何やら不気味な雰囲気の術師とその周りを囲むかの様な不浄な四肢が複数

島の住民と混成部隊の様だがその異様な気配はこの世に出てはならぬ予感がした


「ミスト島の住民だと この邪悪な気配 騙されんぞ俺達は」威風堂々のレオだ

「待て 勇むな 僅かに毒の匂いがする 警戒せよ散らばると危険だぞ」と飛鳥


状況的に敵の数が圧倒的に多い マリー達は円陣を保ちながらじりじりと前へ出る


「HEYユー、ゾンビはパンドラさんがバニッシュメントだからよ?」ですってよ

「シャアア!」・・・不覚 アンデッドは動きが緩慢だと、誰が決めつけたのか

「ごごああっ ペッ」毒々しいヘドロを周囲にまき散らそうと次々に襲い掛かる


近くにいた野生の獣が何体かいきり立つがレムーア軍の視界はそれどころではない


「皆、私が囮で敵の前方に突撃するわ 援護をお願いしたい!」ピジョンが駆ける

「マスターに見せ場はやれないな、騎馬術で引けを取るつもりはない!」続くレオ

「おっと、オリジナルを甘く見てますね分かります はっは」サーシャが乱戦へ

どうやら西軍の主力部隊に遭遇した様だ 敵のアサシンが忍び寄る「食らえぃ!」

背後からの暗器に振り抜いた刃で払いのける飛鳥、「来るぞ 各自左右に散れ!」

「グォォォ!」先ほど集落方面で見たあの蛇の怪物が吠える 正面では潰される


真下を向きながら何かを呟いているヒロイン様が、「Exploded!」その刹那――

 「burn!burn!burn!」強烈な複数の火球! 巨大な渦が敵勢を襲う!


最初の洗礼を浴びたのは西軍の特攻隊、斧を振り被って来た数人の武装住民だ

バックドラフト、正にそれ、一瞬動きが固まった雄叫びが埃の如く吹き飛ぶ!

「ぎゃああぁぁ」見る間に黒煙 先の戦場では誰も消化活動に参加などしない

続いて生気の欠片もない骸骨剣士が渇いた音のみを残して爆炎風に包まれる

「・・・ひっ・・・こ、この気配」光景を眼にした異形が怯みだす、恐怖した

「FU×K!」一瞥する私達の聖女殿「全年齢とかメンドクセーんだよ!ああ?」

勇んで突撃をかけてきた山羊型の魔物に 頭上から痛恨の迸り!「オラオラ~」


ここではお見せ出来ない口汚い言葉を浴びせながら肉体も精神も罰するお姿。

なん・・・だと 戦闘描写を考慮していなかったのだ 成人指定の予感か――

ここで動揺してはまずい、ある程度は責めないと諸先輩のお叱りを受けるのだ


                

「どうした貴様等 戦争さ 西軍だよ我々は これ位は想定済みだろうが、

東の援軍だと馬鹿を言え、常人が我々とまともに対峙出来るハズあるまいが」


「成程 奥にいる黒い鎧よりあの薄気味悪い術師だな指示を出しているのは

どうやら簡単に戦闘終了とはいかん様だが ああ 戦争だな」レムーア軍勢


戦場が混沌の色合いを増してきた頃、更に敵影が濃くなっていく 援軍の様だ

 予想していた通り、通常の人間とは別の面持ちが相手をしてくれるらしい

相手の強襲をはねのけながら あぜ道の中央付近で挟み撃ちに近い形となった


「後ろから来たぞ 挟み撃ちか 人間じゃあるまい、戦に卑怯は通じない 

遊びはこの辺で終わりだろうな 実力で語れだとさ」レムーア軍は歪まない

「召喚の類でしょうかね 物陰に隠れていた住民には見えないので」と狩人

「一人称を別の読みするの海外ノベルは多いかも」都合上ですオリーブさん


「キシャァ!」先頭に躍り出るピジョンは次々に不浄部隊を薙ぎ払っていく

光り輝くその戦槍は街で加工されている凡庸品には見えなかった 圧倒する

「西軍対東軍ですって 冗談ではない! 既に火ぶたは伐られているのだ!」


「・・・コノツヨサハ マサカ ワタシは聞いてないゾ」たじろくのは黒将軍

「うろたえるな! あの槍は そうか 奴等だったか また相まみえるとはな」


不敵な笑みと慄きする西軍の2者だ、今対峙してる敵勢が東街への到達を阻止 

庶民は指導者に意見は出来ない 明らかなる愚行、秩序なき蛮行に勝利はない

一般の村民ならとっくに蹂躙されている 確実に敵を排除しながら前へ出る面々

                  ・ 

                  ・

                  ・

「ほう、貴様 どうやってその宝具を見つけ出した 通常はあり得んがな?」

「友が繋いだ証だよ お前が知る必要はない! このピジョンが先へ進むぞ」 


数で劣勢だったレムーア軍は確実に西軍を追い詰めていく 残った敵将の2名

周りを囲まれた両者は抵抗を試みるがレムーア軍によって討たれる事になるのだ

    そして――

                  

「ふはは まあいい 止めは浅かったようだな 小国の分際で 偽り共が!」


恐らくこの先が西軍の司令部だと思われる 激戦を制したのはレムーア軍だった


「あの逃げた術師はミスト島の住民じゃないな 邪悪の気配だ」ハイマと数名

「HEYユー文面で15指定は食らうかもよ 覚悟しておいて」(貴女次第よね😠)

「初めから大魔導士だからマリーさん 後半は派手にやらせて頂くからね~♪」

「小説の方が難しいですとの事 速さではなく表現側がと」だろ、ライオネル君


さ、今回の評価は如何なものか 戦闘描写リアル式だと本当に指定入りそうかな


「いくぞ らー」

「ファイア!」

「ひっ?」

「勝利♪」


これでいいなら構わんが 確実にお前に期待したのが間違いと言われるだろうよ

重すぎでも胸やけするんで丁度中間ぐらいが好ましいかと 現在修行中かもなー

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             同志の集い(ギルドのアレ)

「ふう お疲れ 何 このコーナー定番になるんじゃないの 余り頼るなって」

「先輩のアドバイスが効いてる証拠ではw さっきの分で3600字程度です多分」

「あ、これ最近UPしてる戦記系っすか? 俺ならもっとTUEEEしますよ」


毎回登場するかは知らないが投稿の分野は新参扱いの為まだ大人しくしておこう

原案の方でも述べているのだが元々は本当に短編のグルメ旅行 何故こうなった


「画像が無いのがいかに大変か思い知ったでしょうよ ゆっくりでいいんでない

WEB版と内容違うけど原案の方がプロットみたいなものだから柱はあるんでしょ

まさかPR代わりに数話のみとかだったら批判されてマジで追放の危険があるから

ヤシ等って第1部とか聞いてんだけど全体の構想どれぐらいなんこれ小説だけど」


(3部作全体のテキストで80万文字ぐらい 向こう側がプロットと思ってないが)


「まあ同じストーリーなら続ける意味ないもんね、登場人物とかも既に違うのね

よーし、今日のテーマは長編、中編、短編、どれが向いてるか(筆者によるが)

タコ シルヴィ先輩意外と眼だけは肥えてるからね 黙って尺譲っておきなさい

大体2者に分かれるんだよねぇ ショートですぱっと次のアイデア模索する派と

どっぷり長旅にハマっていく作者、一長一短だわな どれが人気取れるかだが

時間効率考えるなら短編で知名度狙いじゃね? 先にそこそこファン付けると

これなら兼業者でもムリなく継続意欲が保てるかも 空いてる時間を活用して

だって内容ですから評価対象 いきなり長編の構想って難しいですから実際に

読み切りなら休みの日とか仕事終わって空き時間とか 需要はあるわけじゃん

基本は皆書いてるアレ系かな、悪く言えば量産型だけど、いい意味で王道だし

ライト志向ならお約束なわけ 尖がった作品でふるいにかけるやり方は危険かな

この物語って元々貴族とか悪役令嬢系が何人かいるのよ 意図してないんだと」


「だから展開自体は余りひねる必要はないとさ、異世界とは少し違う系なのかな

ハイファンタジーだから同じか大体。逆に現実のエッセイとか意識高いでしょ

純文学とか ある程度教養とかさ めんどくさいマジ 正統派は目指してないよ

文章書くのに取材に行ったりな、プロ先生はやるだろうが殆どがアマチュアです

大体読みませんぜ今の若者は特に 娯楽目的で覗いてんだから方向性の違いと

お堅い人達はミステリー系があってるかも 大体賢いから謎解きとかでニヤリと

次のトリックを先に見破ってやったぜ! とか 経験上そういう方々多いでしょ

楽しめるならどれでもいいんだけどね 比率として多数派の流れを組むならば、

但し意味の通らないお話はどの長さでも評価対象に入らないかと 速さより質

執筆者はほぼ全て自分だけの代表作を模索するハズ 何でも書けるなら達人かな

そういう人は既にデビューしてると思うので 才能なのかね、全然違う構成は

学園もののラブコメ書きながら時代劇風活劇とか バイクのうんちくレースとか

たまに全然違う方向で全部人気獲得の変態いるから事実 漫画家に多いかもね」


小説書けてイラストもやれる人は凄く少ないですが(実際いるから恐ろしいな)

短編の内容を少し広げて加筆して整えれば中編は目指せるハズ 遅くてもいい

その大元に他のストック作品やボツキャラ これ例えです 自分の通う学校3年間

同じ校舎のメンバーで過ごしたのが中編、他校のアイドルが気になって遠出する、

そいつの彼氏に喧嘩を売られる、暑い高2の夏だった、友達になった頃には長編。

書きたい事が自然と増えるからですよ 寄り道をするのは無駄にならずに済むと

 ショートから広がるアナタだけの物語 最初は1000字でも半年後には――


          第12話 5066文字 某日 (続)

                                 

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