応援コメント

・断章⑪【1971年某月某日、群馬県、榛名山中】」への応援コメント

  • 四島が本当に魅力的で、けれど「魅力的だからこそ魅入られるのはマズい」という素晴らしい造形をしていますね……
    しかし彼女がそう行動しているからではあるんですけど、理想を真に体現してくれる相手は彼女の敵にしか現れないというのはなかなか切ないエモいものを感じますね

    作者からの返信

    魅力的だけど危険というキャラクターとして描写していますし、理想を真に体現するのは己の敵であるという悲しみも四島のキャラクターの重要な部分でもあるので、その魅力がしっかり伝わっているようでとても嬉しいです。
    作者冥利に尽きます!ありがとうございます!


  • 編集済

    あっ、この世界線だと、「静かにせいっ、静かにせいっ」の名(迷?)言は、ここで出てくるんですね。

    自衛官たちへの演説中に発せられた並行世界と違って、こっちだと記録には残らなさそうだなぁ。

    しかしこの世界ではスターリン批判や中ソ対立が存在しないのに、やはり60-70年代には新左翼運動が活発になってるというのも、歴史の修正力を感じますな。

    作者からの返信

    万能戦艦高天原から立体映像投影してカマした演説の方が残った感じですね。
    そしてこの世界線の新左翼はこちらの史実のスターリン批判とマオイズムの要素は無くなっていいる・あるいは薄くなっているでしょうね。
    ただどっちにしろトロツキズムやバクーニ的なアナーキズムなどの新左翼が分派する思想の種子もあれば、こちらの史実と違いベリヤが政権を取った事によるソ連の変化や組織の関与などにより共産主義勢力が史実より強大であるという別の影響もあり、何より起爆剤としてのベトナム戦争(寧ろスターリニズム対マオイズムよりマオイズム対ホーチミンイズムという軸が生まれたかもしれない)と公民権運動(ミュータント問題が絡み史実より遙かに巨大化した)のインパクトと、世界を実力で変えられる超人という可能性という最大の変化があるから、結果としてこちらでも発生した、という感じですね。平行世界歴史SF!

  •  こ、この世界では浅間山荘事件がなかったんですかねえ(・・;)
     バラセンガラス怖いなあ……さすがと言おうか……何しろ四島君緖さんのモデルがあの人ですからねえ(~_~;)

    作者からの返信

    山岳ベース事件発生前に介入してますからね……
    まあ結果として怪人化してマスクドラグーンと戦う事になるんですが、民間人は巻き込まれない。
    この辺の新左翼との関わりは、モチーフとした人物が新左翼と討論などした事、モチーフとした組織の目的の一つとして「新左翼の暴力が警察力の限界を超えた時、自衛隊に訓練を受けた自分達が尖兵となって新左翼と戦う事で自衛隊の治安出動の道筋を作り、もって自衛隊を国軍へと昇格せしむる」事があったというので、新左翼の暴力が警察力の限界を超えないなら、新左翼の暴力にテコ入れをして越えさせてしまえば?という歴史IFなのですね。
    こういう謀略をしないタイプの人物だったから史実はああいう流れになったけど、そういう謀略が行われたら?という方針ですから、そりゃ容赦なくコワイ。次回はマスクドラグーン誕生編です。