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旧軍の超人兵士が、敗戦をターニングポイントにして
・反植民地主義の闘士として、海外に骨を埋める者(【虎】・【使者】)
・大日本帝国再興のため、地下に潜る者(【組織】日本支部・無音建武隊)
・過去を捨て、民衆の守護者となる者(【菩薩仮面】・【七色天女】)
と三パターンに分かれるのが、戦後初期日本ヒーローに色濃く残っていた(大部分は川○康○氏の影響、という感もありますけど)アジア主義の光と影を体現してて、設定の妙を感じました。
七色天女がジュエルセブンの母親だったのは、一瞬驚きましたが、
・「七つの顔を持つ探偵」に影響されて「虹色の仮面」が誕生
・「愛の光を持つ女戦士」も「七つの顔を持つ探偵」モチーフ
・「虹色の仮面」と「インドで修業した虹の愛戦士」は生みの親繋がり
・「愛の女戦士」と「虹の愛戦士」はどちらも、「愛」がスローガン
と逆算していくと、割とすんなり繋がりますね。お見事です。
七色天女の中の人な男装の麗人、史実と違って敗戦前に国民党政権が崩壊したため、処刑を免れたあたりに、歴史改変のバタフライエフェクトを感じます。
【金鵄髑髏】が戦前から活動していた点、超古代文明がルーツな点も、戦前と戦後の設定が上手くミックスされてますね。
以上、長文を失礼しました。
作者からの返信
>アジア主義+川○康○氏
そうそう、まさにそんな感じなのです!
ジュエルセブンは正に「川○康○氏の思想」を月光仮面から継承した「インドで修行した虹の愛戦士」のイメージなので、戦後第一世代ヒーローの要素を集合させる感じであの設定にしたのですな(ジュエル、の要素は外道を照らす金剛石の目を持つ男のイメージもあります)
仮想歴史ものとして、細かいバタフライエフェクトに関しては今後も描写していくのですが、重慶爆撃の代わりに【金鵄髑髏】が投入されて国民党政権が崩壊した結果台湾の歴史が史実と変わって……というところは正に仮想歴史要素を強く意識して書いたので、そこに味わいが出ていたのであれば嬉しい限り。
凄い感想ありがとうございます!
お見事! と讃えることしか出来ません! 超人ハ◯クとキャプテン・ア◯◯カも出てますねー。もちろんスーパー◯◯も!
史実と空想を上手くミックスしてて読み応えがありまくります♪
今後が楽しみですー♪
作者からの返信
キャプテンとスーパーは正にドンピシャですね(この並びだと最後に「マーケット」がつきそうですがw)。ただ、実は今回の中には○ルクモチーフのつもりだったキャラはいないのです。多分、偶然似て見えたんですね。後々出てきますけど、残念ながら割とちょい役でして……
私のtwitterアカウントでモチーフ・元ネタ・オマージュ要素などの解説を行っているので、ご興味ありまして可能ならもしよければご覧下されば。
今後ともよろしくです。