第297話 すりガラス

君は、自分の事を話さない。

まるで、すりガラス越しの恋。

姿はあれども、はきとは見えず。


すりガラスの仮面の向こう。

君は、何を想うのか。


知りたい気持ちが高じて、意識が君に集中していく。

これは、君の作戦?


それでもいい。

僕の好きは変わらない。

ただ、すりガラスの向こう側が笑顔であればと願う。


ー完ー


(注)はきとは見えず = はっきり見えない。 余談ですが、念のため_(._.)_


*****


明日のお題は『なるほど』デス^^

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