第283話 チキン

「この!チキン野郎!」

キッチンから聞こえてくる君の怒鳴り声。


見かけのいかつさに反してビビりの僕。

昨夜も虫退治に君をたたき起こした。


謝罪すべく、キッチンを覗く。

そこには、険しい顔で丸鶏の足を縛り上げている君が居た。

丸鶏の姿に血の気が引きそうになる僕。


どちらにしても怖い。


ー完ー


クリスマスのチキンは、鶏もも肉でいいから……;;


*****


明日のお題は『アマテラス』デス^^

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