第273話 越えられない壁

僕は、越えられない壁に包囲されている。

憧れのあの子も……。

スクールカースト最下層の僕は、壁のこっちから眺めるだけ。


学校帰りに立ち寄る本屋さんは憩いの場。

物語の世界でなら僕は無敵になれる。


狭い通路で後ろの人にぶつかった。

「「失礼」」声がぶつかる。


振り向いたそこには憧れのあの子が。


ー完ー


越えられない壁なんて、彼の想像の産物にすぎない。

かれの『ホーム』ともいえる本屋さんでならば、見えない壁を越えられるかもしれない。

ってことまで書きたかったのだが、140文字じゃ無理~ww


*****


明日のお題は『恥さらし』デス^^

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