第253話 明太子
高校生の時、父が1回だけ作ってくれたお弁当は、
白ご飯の上に明太子が一腹乗っただけの衝撃のビジュアルだった。
あれから十余年。
定年後お弁当作りに目覚めた父製のお弁当を持って出社する。
飾り切りされたゆで卵、色とりどりのおかず。
あの頃とは雲泥の差。
でも、明太子のインパクトには敵わない。
ー完ー
友人の実話です^^
お父様の愛を感じる暖かいお話しだったのでご紹介^^
ちなみに、うちの父は、娘の為にお弁当を作ろうなどとは露ほども思わないタイプの人でした。
(母が居ない時は、自分で作っておった)
*****
明日のお題は『とどめを刺す』デス^^
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