第252話 運命共同体
日帰り登山でまさかの遭難。
しかも、唯一の運命共同体が、この、ゆるふわ女だなんて。
最悪だ。
僕がグダグダ考えている間に、脱出作戦を考えていた彼女。
「一人で先に行って遭難って。山、舐めてんじゃないの?」
そして「ついてきなさい」と歩き始めた。
唯一の運命共同体は、頼りになる山ガールだった。
ー完ー
彼女は、グループを離れてずんずん先に行く体力自慢の彼を心配してついてきてくれていたのであろう。
そして、案の定、落ちたので、救助に来てくれた。ってとこかしら。
そこでの彼女は、常日頃の彼女のゆるふわな姿からは想像できないリーダーシップを発揮。
よくよく見れば、今日の彼女は、完全装備。
見た目の先入観だけで判断して恥をかくことに……。
*****
明日のお題は『明太子』デス^^
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます