第152話 学生時代・モチベーション

君は、僕のモチベーション。


明確な正解で評価される学生時代。

成績がモチベーション足りうる罠。

そして……

正解のない社会に放り出され、いきおいモチベーションを見失う。


でも、僕には君がいる。


「頑張ったね」

結果が伴わずとも、過程を褒めてくれる君が居れば、

僕は、どこまでも頑張れる。


ー完ー


高2の頃の数学教師。

テスト範囲は、小1~○○まで。

そして、実際、数年前に習ったような問題も出題される。


あるテストで、解き方が思い出せず無理やり答えにたどり着いた事があった。

返されてきた答案用紙には、赤ペンでアンダーラインや検算等々、先生の悩んだ後が……。

(答えは合ってるが、どうやって解いたのか意味不明だったもよう……)

そして、点数の下に congratulation!!と書かれていた。


この先生は、計算式を書いておけば、部分点もくれる。

どんなに遠回りしても、過程が大事。

例え、答えに辿り着いていなかったとしても、数学というのは『論理的に考える』を鍛える教科だからね。

数学に限らず、(傍から見れば遠回りでも)過程を褒めるってぇのは、次のモチベーションの為に大事だと思うんだ……。


*****


明日のお題は『みかん』デス^^

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