第3話 絡まる

人の気配を感じ振り返る。

反射的に引き金を引く。


どうしてここに?

君だと認識するも時すでに遅し。

膝からくずおれる君。

絡まる視線が訴える愛。


なぜ、ここに来た?

なぜ、僕の後ろに立った?


君の手にある編みあがったばかりのマフラーが

赤く染まってゆく。

そうか、今日は、僕の誕生日だった。


ー完ー


何も知らないはずの彼女をここによこしたのは誰だ?

そして、彼の復讐の旅が始まる。(のか?)


*****


明日のお題は『やりがい搾取』デス^^

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る