第2話 いじわる

「久しぶり」

偶然の再会を喜ぶ彼女。

意地悪をした自覚を微塵も感じられない笑顔。


その笑顔に嘘はない。

彼女にとって私の不愉快など物の数ではないのだから。


喫茶店に誘われ自慢話三昧。

マウント気質は相変わらず。


次の誘いを断り、そこで別れる。

彼女は、断られた不愉快を隠すことなく帰っていった。


ー完ー


次の誘いを断った時の反応が分かりやす過ぎて、逆に笑えました。

『がっかり』ではなく、明らかに『はぁっ?!』な感じで激おこプンプンでした。

でも、たぶん、今でも。

彼女は、意地悪をしている自覚はない。

ってか、私が不愉快に思ってるだけなのだけれどね。


*****


明日のお題は『絡まる』デス^^

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