ツンデレ生徒会長は可愛い
@Kazuya2
第1話 出会い
「カチッカチッカチッ……ビービービービー」スマホのアラーム音が部屋になり響く。
なり響いたアラームを静かに止めた。大喜はゆっくり体を起こし、背伸びをして部屋を出た。
今日は始業式である。大喜は重い体を動かして学校の準備をし、急いで家を出た。
登校していると後ろから人が来た。おはようと声をかけられた俺はおはようと返した。
おはようと言ってきたのは俺の大切な親友の晴(はる)である。晴とは小学校から親友で、かなり付き合いが長い。今は同じ高校に通っている。すると晴が「今日も寝不足なの?」と聞いてきた。俺は「当たり前だろ。昨日はランキングを走っていたからな」と答えた。そしたら晴は呆れていた。当然のことである。俺はゲームが大好きなためランキングなどをやり込んでしまいよく寝不足になっているのだ。ちなみにこれで通算123回目である。
そんなこんなしているうちに学校に着いてしまった。晴と俺は同じクラスである。教室に着いた時チャイムが学校中に鳴り響いた。
俺は一時間目の始業式を終え、かなり疲れていた。すると晴が「隣のクラスに転校生来たらしいから見に行かない?」と声をかけてきた。しかし俺はあんまり興味ないし、見に行くのめんどくさいから一人で見に行ってくれと言った。「分かった」と言い、晴は隣のクラスの転校生を見に行った。その後俺は伏せて休み時間を過ごした。
そして放課後になり、大喜は急いで家に帰った。家に帰った後はランキングを走り続けていたが、途中学校に忘れ物をしたのに気付いた。めんどくさいが明日までに出す書類なため、家から出て学校に走って行った。
学校に着き、プリントを持って階段から降りようとした時だった……
階段に超絶美少女がいた。160cmぐらいで髪型はショートでスタイルが良かった。あまりにも驚いた俺は自分の顔をひねったり、叩いたりして夢じゃないことを確認していたら、いなくなっていた。「嘘でしょー泣」と思いながら階段を高速で降りていてやっと見つけて声をかけようとしたら、「大喜くん」と声をかけられた。振り返るとそこには担任の先生がいた。「げぇ」と声を出すと職員室に連れて行かれ、今日休みだった人のプリントを渡して欲しいと言われてしまい、断らず受け入れてしまった。複雑な気持ちのまま休みの人の家に行き、プリントを渡し回った。疲れきった大喜は、風呂に入りすぐに寝てしまった。
翌朝、ランキングを見るとかなり順位が下がってしまったうえに、そのランキングはもう終わっていた。大喜は辛かったが、昨日の美少女のことが気になってしまいその辛さがだんだんと薄れていった。美少女のことをずっと考えながら俺は学校に行く準備をして、学校に向かった。
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