興味と、私の出来損ない加減

小説を書いた。

渾身の一作で、気合いも入れて書いた。


多分数ヶ月くらいは小説に全ての神経を注いだであろう。


そんな私の小さな努力の結晶は、私なんかよりも才能がある人たちの、



いや違う、私よりも長く、強く、努力をした人たちの素晴らしい作品に、ぼこぼこにされたのだ。


そこでふと肩の力が抜けた。


スマホの画面は勝手にカクヨムのサイトを離れて、ちょっとエッチなイラストをあげている絵師のツイッターアカウントに変わっていた。くだらない話だ。


そこから2ヶ月ほどたった今、なぜか私はカクヨムを開き、こんなものを書いていた。


詳しくはこれから書くけど、落ち込んだんだ。

いろいろあって、結構辛くなって、気づいたらこんなものを書き殴って、馬鹿らしい。


私の興味は思ったよりも浮気症で、なんだかがっかりした。


そりゃあ、他の小説たちにも負けるさ。


もう、あんな思いしたく無い。

これ建前。

ただ逃げているだけだ。


ダサい、みっともない、出来損ないなんだ。

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