2023年1月13日
「優しさ」の話をする。
今日は久しぶりに親と喧嘩した。喧嘩っていうほどのものじゃないかもしれない。感情のぶつかり合い? ってかんじかな。
いや、そんなに美しいものではない。
そこで、長らく忘れていたことを思い出したんだ。親は邪魔者でしかない。僕のやりたいことの邪魔しかしない。いや、やりたいことではないかもしれない。ただ、目の前の目標であって別にやりたかったわけでもない。あともう一つ、決して邪魔者「でしかない」わけじゃなくって、楽しい時はこの家族で良かったなって思ってしまうのも事実だ。そんなこと言葉にするのも躊躇われるけど、それも事実だ。
だから、嫌なんだ。矛盾しているから、嫌だったことが忘れた頃にまたやってくる。だから苦しいんだけど、人間関係なんてそんなものか。
さて、で、高校生活ももう終わるが(実際今は学部の決まるテスト真っただ中でこんなこと書いてる余裕もないが)、何かって言うと、甘えてたんだなって。
うん。これはきっと甘えだ。確かに、中学生の頃はよかったなあ。って思いながら、思い出をかみしめながら、得ることのできない青春を思い描いて病んでいただけだ。正直、辛かった。人の弱さを痛いほどに知った。もう人生なんてやめてやりたかった。
でもさ、ちょっと待てよって話。病んでいた? は? なんで? 友達いないとか恋人いないとかそんなことか? 笑わせるなよ。僕なんて生まれてこなければよかった。だって誰からも愛されないんだもの。って感じか? 馬鹿馬鹿しいにもほどがある。なんだかんだ僕の「病み」は文学的でもっと美しいもの。低俗なものとはわけが違う。なんて思ってはいたけど、ただの承認欲求だろ。くだらない。
まあまあ、そんなことは考えたって仕方ないし、実際承認欲求は人間の感情の中で一番嫌いで、意味もなく病んでたわけじゃない。まあでも傍から見たら変わらないだろって話だからここでは割愛!!
で、でだよ? 僕が言いたいのは「優しさ」だろ! そう!
いやーね、僕はこんなんでも「優しい」人をずっと演じているわけ。そう。「優しい」人。そうなんだけどさ、んー--。なんだっけ。何を言おうとしたんだっけ。
忘れちゃったけど、今日僕が思い出したのは中学の時はよくなかったよなってこと。別に何も良くなかった。むしろもっと病んでいた。そんな僕が生きるために必要だったこと。それは自分を凄い奴だと決めつけることだ。圧倒的な権力者だと思い込むことだ。僕はみんなの様に幸せじゃないって言って、恋愛をしたり無駄なことをしてる人を蔑んでけらけら笑っていたのだ。
そうでもしないと、生きてこれなかったから、、。
おっと。また「中学時代」だとか「才能」の話はするとして、今日は「優しさ」だ!
で、僕が言いたいのはその、、「自分に期待しないほうが楽に生きられるよ」っていう言説は僕にはあてはまらないということ。
そう、自分はそんなに凄い人間ではないって割り切って、人に頼ったり、人間関係を大切にしていこうというポジティブ・オブ・ポジティブなマインド。そういう人は「優しいヒト」ってかんじで楽。らしいね。へえーそうか?
いや、僕が失敗したっていうか、僕には合っていなかったというか、それじゃ自分が可哀想だった。病むだけだった。ずっとずっと苦しく生きてたのに、普通の人と同じように生きるのは嫌だ。誰でも得られる幸せなんて嫌だ。だからセックスとかそんな獣でもできるような欲望が嫌いだ。人間は理性があるから尊いんだろ? 僕はデカダンスには染まらない。という話もまた別の機会でするとして。
まあいいや。もう話したいことも分からなくなった。
とにかく、昔の僕も幸せじゃなかった。そんなものよりも、ずっとずっと遠くにいた。もちろん、今は人の弱さもちゃんとわかっている。だけど、本当に魅力的な人間になるためには、優しさだけじゃ足りない。そして優しさは毒だ。猛毒だ。少なくとも僕にとっては。
そして優しさと強さは両立できない。ああ、そうだ。決して両立し得ない関係にある。だからさ、優しさを捨てろ。どうせ僕なんかには誰も興味がない。
もしかしたら。なんて捨てろ。今までだって誰一人として僕に興味を持った人間なんていないはずだ、、いや、、、、、ちがう。本当は一人だけ。
でも、僕から手放してしまった。もう戻らないもの。
とにかく! もう誰もいない。何にも残ってない。人間なんて信用するに足りない生き物だ。僕は強く生きる。強く生きる。すっごく魅力的な人になってやる。
もし、その先で出会えたのなら、そのときはもうそれからはずっと、優しい人間になってやろうって思うんだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます