　ノーベル賞を受賞された山中教（※1　　）授の奥様が記者会見で「家ではごく普通の父親で普通の主人です～」とおっしゃっているのをテレビで見ていた嫁ヨシエ、

「どこが普通やこっちゃ！夫婦で医者して娘が二人とも医学部！この人、普通いう意味わかっとるがかね？　ねえ、おかしないけ？」

「そうやな・・・。」

「ダンナがノーベル賞もらって子供の出来が良くて普通やったらウチなんかどうなるが！　ねえ、どう思う？」

「・・・そうやな・・・。」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2012年9月

※1　山中教授

もちろん山中伸弥教授のこと

当時は京都大学ｉＰＳ細胞研究所所長

2012年10月ノーベル生理学・医学賞受賞

自宅の洗濯機の修理をしている最中に報せが入った。

マラソンを趣味とし、2018年の別府大分毎日マラソン大会では55歳で3時間25分20秒の自己ベスト

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