2023年1月29日

朝。

夜中の4時ごろにめちゃくちゃたくさん右頬にキスをされて、

私もそれにキスをしたくなって顔を向けようとしたら目が覚めてしまった。

さようならをしたのに、ユーさんが来る。

起きたら特別ドキドキしている。


ブレスレットを強く握り締めてもう一度眠った。

でも、もう決めたんだ。

もう、きみが変われないなら、君を置いてきぼりにする。

むしろ、変わることも要求しないし。



こうしてキミは空間の中に溶けちって、

いなくなってしまった。

キミの手を握ることすらなく。



だけど。

感じる。

キミが歌えば、

私ののどか、

キミが走れば、

私の心が、

キミが集中すれば

私の丹が、

音を、音を立て始めるのだ。

生き始めるのだ。


私を思うな。

自分に集中しろ。

それが私たちが、今やるべきこと。

皮肉なことに、相手を思うより、自分に集中したほうが、相手を感じることができるのだ。だから、さよならをしても、さみしさはない。


こんな特別な経験に

ただ感謝あるのみ。

ああ、世界は、なんで不思議なんだろう。

なんて不思議で愛おしく、平和なんだろう。

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