2023年1月28日

この数日、心が、また変化してきた。

目の前の人、に興味が出てきた。

ユーさんがいるからといって、目の前の人に向き合わないのは違うなと思った。

ユーさんがいるからこそ向き合えるのだ。

目の前の人との会話の中で、

その人がこの先の人生で生きていく悩みの解消ポイントを捉え、

キャッチの仕方を変えてあげるようにメンターをする。

その訓練をしていこう。

もっといろんな人と話そう。もちろん、ユーさんとも話して。


今日は”最強”のユーさんとお別れした。

精神の道場で1番最初に両腕をバキバキやられてから私の声は喪失した。

何か、違う。これ以上行くと危ない。

最強のものは1歩間違えると相手を痛めつける。

しかし、同時に私は”最強”のものは私を虜にする。それは、私のなりたい姿でもあるからだ。私は弱いからこそ、学ぶことによってそれを補填したいのだ。

強いものに教わること自体、差があるのが前提であるから、強き者は相手が最大の力を出せるように手加減しなければならない。お互いの力が均等でなければ、どちらかがどちらかを傷つけることになる。

また一歩下がってみると、そもそも、

私が盲目的に最強のものを求めるがあまり、執着してしまい、逆にそれが次へのステップを虐げていたとも言える。

そんなわけで、私は最強になることをあきらめた。


道場の中で言っていた。

先生がマンツーマンで教えてくれるようなところは無い。他の練習場は大体ペア組んで技の練習をして終わり。そんなふうに1対1でちゃんと向き合って教えてくれるところはない。

思えば、私とユーさんが出会った場所である、ジャイプルの間に所属する仲間ほど、ちゃんと私に向き合ってくれた人たちはいなかった。そして、ユーさんほどちゃんと私に向き合ってくれた人はいなかった。

ただただ感謝あるのみ。


そんなわけで、ユーさんは最強ではなくなって、だから、私はもっと周りの人間にちゃんと関わって深掘りして

ユーだけでいいやって思ったけど、それじゃあ自分が成長しないから。

それはユーさんとのさよならを意味することではないないし、

私は、私自身の成長を加速させるために、もう目の前の人はゆっさんでなくても大丈夫になった。

逆に、今まで目の前の人がユーさんだったから、そのおかげでちゃんと人に向き合えたとも言えるだから、本当にありがとう。

会いに来てくれないのなら。

君がいつまでも、私のことを君の夢の中に閉じ込めておくのなら、この体のある私は君から離れることを選択しよう。

今から君を徹底的に私の世界から消す。ありがとう。あなたはあなたの自分のことに集中して、私には私のやることがある。

これだけはゆっておこう。あのいたずらな童の体験は最高に楽しかった。自分の中から沸き上がったあなたにキスしたいと言う衝動も、私の中にそのような感情があったことも私にとっては本当に素敵な経験だった。ありがとう。私の前世からの因縁。もしまだカルマがあるなら、私たちにはまだご縁があるでしょう。なくてもきっと幸せがある。

それじゃあしばしのお別れだ。この間にどれだけそれぞれが成長できてるか楽しみだ。前もそうだった。黄色い星から来たリタとさよならした時も、私は魂の成長したかったのにリタにそうでもなかったから、2人の時間の進度が合わなくなったから別れた。今回もそうだ。ユーさんはもう前に進もうとしていないから、私は君を置いていくことにするよ。さらば友よ

君の力をなくした私は5分の1にもならないような気がするけど、君が与えてくれた。5分の4を失わないように胸の内に抱えてこのまま前に進み続けるよ。そうして人は成長するんだから。


そうしてユーさんにさよならを告げた。

ユーさんは、ジャイプルの間を抜けた。私も、その場から消えてしまおうかと思った。

彼が涙を流しているのが伝わってきた。

彼の第一チャクラ

しばらくして、第5チャクラが光る。

きっと大声で歌っているんだろう。


私は1番大事な君と、依存の関係にはなりたくなかったから、

ちゃんとさようならを言った。

キミは私には会いたくなくて、でも、私は君の中に居続けることはできない。

シンプルに、世界にマイナスの影響しか与えていない。

君を好きでいながら、目の前の好きになってしまいそうな人と心を開いて話すのには、

君がいつも隣にいない限りは、私にとってその行為は、自分自身に対しての不安をかきたてるだけで

なんのメリットもない。

まだ会ったことのないキミ。

を思い続けるだけの力は、私にはない。


もう、未練もない。

きっとわかれ時なんだろう。



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