第6話 聖約(神様と結婚する条件)
「ちょっとまてい。何いってんだよ女神。。前提として人間と神様が結婚できるわけないだろ。あと、お前って学校にいったときに告白してきた女だろ。」
仮に出来たとしても親にどう説明すればいいんだよ。
「いやある条件を達成すれば、結婚ができるのです。ってかそういう偏見は他種族ハラスメントに入りますから気を付けてください!あと告白したのは私ですよ。」
サラッとすごいこと言ったぞこいつ。
「こっちの世界に、、、。( ゚д゚)ハッ!」
「なんですか?柊薫さん?」
こっちの世界にハラスメントなんてあるのかよ。なんか絶対に言えない。相手は神様だぞ。いつでも俺の首が切れてしまうような相手だ。集中しろ。
「いやなんでもない。ってか条件とは?」
「落ち着きがないですね。えっとまず柊薫さん条件を言う前にこの世界の古い歴史を話しますね。そのほうが分かりやすいと思うので。いきます。」
「おう。」
「むかーしむかーしあるところに、、」
「ぶっ」
俺は昔、昔システムが天界の方でも使われてることがなんかおかしくふいてしまった。
「続けますね(怒)」
「ハイ。」
かわいい顔が〜〜!!!!
「物語は間違って天界に入ってしまった男性から始まります。」
俺は神様から説明を受けた。この男性(他種族)が天界に入ることは神族たちは許すはずもなく、神族達はすぐ手下に処刑を命じたがある女神のおかげでなんとか一命を取り留めることができた。男はその女神に一目惚れしてしまった。だから男性は身を隠し天界へ残ることにした。その間は女神がお世話をしてくれた。女神の方も男性と一緒の時間を過ごすうちに段々好きになっていき男性と女神は、結婚をすることにした。そのことは神族の中で一番偉い
「、、、、で他の神族も他種族に心を許していったそうです。これで物語は終わります。」
「いいお話だな。じゃ今更聞くけど、お前はなんで俺と結婚したいの?俺が好きそうにはみえないし。」
俺は今までなんで不思議に思わなかったんだろうと思うほどの事を聞いた。
「そ、それは言えません。すいません。いつか明かします。」
女神は居心地が悪そうな顔をしている。
「そうか。俺も今すぐには結論を出せない。大方結婚はできないと思う。
だが、今ここで結論を出して暗い顔しているお前をいじめる性分でもない。だから待ってくれ。」
最悪な空気が流れていたので俺は笑顔で言った。
「はい」
「最後にお前の名前を聞かしてくれ。」
「私は、アルテミスです。」
「そうかアルテミスか。ふっいい名前だな。」
「薫く、いや薫さん。また天界へお呼びすることになるかもしれません。」
「なんだかんだいって楽しかったから呼ばれてたらすぐ行くぜ。」
「お待ちしております。それでは」
「ああ、じゃな。」
最後に見た神様の顔は少しスッキリしていたから良かった。これで俺の主人公物語は終わるだろう。結構楽しかったなあ。よし最後神様に言いたいことがある。
良いことしたから少しは運気上げてくれませんか?
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これから本編が始まるので次からもお付き合いください。
作者 ショウマより
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