タイトル：消えろ

作詞作曲：じん

編曲：じん、堀江晶太

ギター；じん

ピアノ：堀江晶太

ボーカルエディット：じん、山本慶太朗

映像ディレクション：koshi-kun

タイポグラフィー：玉野ハヅキ

デザイン：INPINE

イラスト：Nico-Tine

ボーカル：可不（CeVIO AI）

https://www.nicovideo.jp/watch/sm39926621

https://www.youtube.com/watch?v=jp0_IuC-9Lo

　氏と言えば、言わずと知れたメディアミックスコンテンツ『カゲロウプロジェクト（通称カゲプロ）』が有名でしょう。

　功績はトロフィーですが、時にそれも重荷になるかもしれません。それは先程述べた代名詞となっているところからも窺い知れます。

　しかしながら、昨年2021年に「チルドレンレコード（Re:boot）」を発表し、その後ボーカルを可不に切り替えた他、自身で歌唱したアルバムの発表などがなされた今年は、換骨奪胎が志された1年だったように思われます。

　それでもやはり、『カゲプロ』の時代からポップスからロックからバラードと多彩な音楽性を見せてきた氏の発展には、目を見張るものがあります。換骨奪胎というよりも、新境地と呼ぶべきかもしれません。

　アコースティックなサウンドに乗せて、若者のシニカルでセンシティブ、そしてセンチメンタルな内心を物語る歌詞は、第一線で活躍してきた氏だからこそ至れた新境地なのだと思いました。

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