第239話 クリスマスパーティの楽しさ

 その後もクリスマスパーティは続いていく。


 ご飯を楽しみながらゲームをするのがものすごく楽しい。


 いつもの定番である人生ゲームをして楽しむ俺たち。


 これだけ人数がいると人生ゲームが物凄く楽しい。


「あっ! 昇格して収入UP! +50万!」


「ずるいですよ! 真菜さん! 次は私の番です!」


 蜜香はサイコロを振り一の目が出た。


「が〜ん! また1ですか!? なんか今回の私弱すぎません!?」


「ははっ! まあそう言う時もあるよな」


 俺はそう呟きながらサイコロを振る。


「おっ! 6じゃん! 6マス進んで...、げっ! 会社が倒産して300万借金かよ!」


 俺が1番進んでいるからか、プラスも多いがマイナスも多い。


 未だに小学生時代を謳歌している蜜化とは対照的に、俺は既に大人でバリバリ働いているのである。


 ちなみに結美は俺の後ろ辺りで張り付いているし、母さんはまだまだ後ろの方にいる。


 順位的には俺が1位2位が結美、3位が母さんで4位が真菜。


 だいぶ離れて5位が蜜香だ。


 しかしまあ、やっぱり皆でゲームをしていると楽しいよな。


 楽しい時間という物は一瞬で過ぎていく。


 ボードゲームをしているといつのまにか10時を超えているのだった。


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