第191話 ワイハーの朝
「...んっ?」
「おはようカズ君♡」
先に起きていたのか結美は俺の方に温かい紅茶を持ってきた。
「ああ、おはよう結美」
彼女の紅茶を受け取るとそのまま起き上がる。
「今日は何をするんだ?」
「そうだな〜。せっかくだしこっちのショッピングでも見ていく? 一応この辺にもゲートあるみたいだしさ、ネットに出品されてないようないい掘り出し物があるかもしれないよ?」
確かにそれは気になるな。
こっちのゲートも気になるが、そういう場所で手に入る物はショッピングでも確認はできる。
確認してから本当にいい物を買うのが賢いやり方という物だろう。
「分かった。結美の案に乗ろう」
「うん、じゃあ行こっか。お母様には普通にショッピングを楽しんで貰うとして、私達は【覚醒者】用の店を見ればいいよね」
「ああ、母さんは【覚醒者】用の武具や道具を見ても面白くないだろうしな」
そう呟いた俺は早速母さん達に通知を送った。
「じゃあ私は車を用意しておくね」
「ああ、任せる」
彼女に車の手配を任せた後で俺たちはショッピングへと向かうのだった。
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