この果てしない世界の中で
@toyosou
第1話 In this world
「はぁ-」
いつもどうりの生活をおくっていてた。
べつに引きこもりなわけでもなく、仕事にも行っている。
ちなみに彼女はいない。弟がいて、弟は人気俳優だ。弟の顔をTwitterのアイコンに使ってたらなんか女の人がDMで顔写真を送ってきて「やぁ君かっこいい」みたいなことを言ってきたな。あの時は今まで釣ってきた出会い厨のなかで一番あほだったな。あと、最近きずいたんだが、1次元さげるだけでこんなに平和な世界があったんだな。やっぱりアニメは最高だ。
そんなこんなで何も特におきることはなく、家に着いた。まぁそれが一番なんだけどね。早速アニメでも見ようと思ったが、昨日はオールしてねれてないんだ。だから今日はねることにした。
「朝だ」
さぁ今日は金曜日だからな、頑張ろう。
そう思いながら支度をして家を出た。太陽が眩しい。
そんなことを思いながらいつもの道を通った。まだ朝5時だ
駅前まで来た、いつもの駅…なはずだった
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
女の人のこえがきこえた。
俺はすぐさま叫び声のほうに向かった。
そこには金髪のみるからにDQN野郎が女の人の胸ぐらをつかんでいた。
「おい!そこのお前!その女をはなせ!」
あぁ、しびれるな!こんな言葉3次元で言える時が来たなんて。
その時。
「おいガキ、なんか文句でもあっか?」
きずいたころには自分の目の前にDQN野郎が立っていた。
ていうか、はぁ?ガキじゃないんですけど。
「おいおい、大人にそんな口きいていいと思ってんのかチンピラ君、そんなだっさいかっこうしちゃって、みじめだな。」
久しぶりに人のことを煽ったな。
「そんなことねぇよ、おめぇの方が服ダサいぞ」
すぐさま俺は反論した。
「お前スーツダサいとかどうなのお前」
女の人は俺がきをひいているあいだに逃げたらしい。俺もはやめについておきたいんだ。このままつぱっしってにげよう。こうみてもけっこうはやいんだぞ。
すぐさま後ろを向きはしり去った。
「おいまてや!」
もちろんDQN野郎もついてきた。しかし意外にはやいなぁこいつ。
そんなこと思いながら階段を上っていた時、後ろからぐっと強いちからで足をつかまれた。俺はその勢いでたおれてしまった。
「おいこのクソ野郎、ぶっ殺してやる!」
そういって男は銃をとりだしてきた…いやいやちょっとまって銃はないと思うんですけど。普通に死にそうなんですけど。
そういってDQN野郎はひきがねをひいた。
「あ、もう死んだんだな。」
そう思った…
「あれ、生きてる?」
生きていた。どうやらたまぎれのようだ、というよりなんでたまぎれなんだ?
「クソ野郎、こんどこそぶっ殺してやる。」
そういって右手の先っぽをおれにむけてきた。すると突然。うでから電気がでてきた。
「ま、魔法!?」
そう、電気のまほうだ、こんどこそ死んだ。あー神様、こんどはイケメンでツンデレな妹がいて、金持ちでいい生活を送らせてくださ。
「しね!」
そのときだった。
「バンッ!」
きずいたらその化け物は目の前にはいなかった。そのかわりある一人のおんなのひとがたっていた。
「ねぇ君、今暇?ちょついてきて。」
俺はつられるがまま彼女についていった。ここから先、どんなことが起こるかもしらずに。
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