世界の見方が広がっていく
ふいに空を指さして、
「ねこ」と言ってあなたが笑う。
薄くて歪なあの雲を、
あなたが「ねこ」だと言うのなら、
それはきっと猫なのだ。
あれは「さかな」で、
あれは「りゅう」、
そしてあれは「くま」らしい。
ならばあれは魚なのだ。
ならばあれは龍なのだ。
ならばあれは熊なのだ。
じゃあ、あれはなんだろう。
それと、あれはなんだろう。
同じ形なはずなのに、
あなたが見れば姿が変わる。
それはなんとおもしろい。
とてもおもしろいことなのです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます