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  • 第6話 究極への応援コメント

    初めまして。
    この度は『あなたの作品を勝手に分析します』企画にご参加いただき、ありがとうございました。主催者の島流しにされた男爵イモです。

    さて、冒頭一万字強を拝読した限りですと中々に重い題材を取り扱われている印象でした。居場所のない里音と、猟奇殺人鬼の瑠衣。里音に関しては依存とも、ある種の好意とも取れる気持ちを瑠衣に抱いている状況。恋愛の絡んでくるサイコサスペンスになるのではと推察しています。なんとも一言で表すのは難しい作品ですね。ですが、これは上手く書き上げることができれば、相当化ける作品だと思います。本作の本筋は古典的である一方で、少しのオリジナリティでまったくの新規軸を生み出せる可能性も秘めています。今後、里音や瑠衣の心境がどのように変化するのか。仮に窮地に立たされたとき、里音は瑠衣を庇うのか。などなど、勝手に想像が膨らむような魅力的な作品でした。

    気になった点は二つです。
    一つは視点について。本作では「神の視点」を使われているように見受けられました。ようは三人称で登場人物全員の心の中を覗くことができ、先の展開を暗喩できる視点です。個人的にはこの視点は本作と合わないように思います。神の視点のデメリットには「先の展開が仄めかされる」、「一つの場面で全員の心情がわかる」というものが挙げられます。つまり、作中の緊張感が半減する恐れがあります。なので、たとえば里音に視点を固定する「一人称視点」、俯瞰的だけども視点は里音から見たものだけ「三人称一元視点」などが本作と相性がいいのではと思いました。視点の詳しい話はネットにもあるので、もし興味をお持ちでしたら覗いてみてください。

    二つ目は書式について。これは主に改行後の一字下げ、三点リーダーの統一、感嘆符や疑問符のあとの一字空け、「」の末尾の句点の削除などです。どれも小説を書くうえでの基本的な事柄になります。Web 小説なので絶対に守る必要もありませんが、体裁を整えると見映えがよくなります。現状では空白行を用いて読みやすい工夫がされていると思いますので、是非これらのテクニックも駆使してみてください。

    それでは、長々と失礼しました。
    少しでも作者様の執筆活動のお役に立てたのなら幸いです。

    作者からの返信

    長文での分析ありがとうございます。これを参考に、これからも執筆活動を続けていきたいと思います。

  • 第2話 狂人契約への応援コメント

    恐怖感と性的興奮は紙一重だと感じさせられます。