AM8:15 その声は、、

「にしても空が綺麗だなぁ。」

「あれ、語尾やめたの?」

「ちょっと何言ってるかわかんない。」

「なんでわかんねえんだよ。」

「というか、もともと語尾なんてないよ。」

そんなたわいもない雑談をしていた刹那、リョウは突然誰かに折りたたみ傘で肩を叩かれた。

「やっぴー☆」

「誰だよ、俺の友達にそんな陽キャはいないぞ。」

「俺だよ俺、大野さんだぞ。」

「「その声は、、大野!」」

「そう言ったんだよ。」

そこには一本後の電車に乗ったはずのショウイチがいた。








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