ぷっくり乳首はなんて言うの?
「……無理を言って悪かったな、佐藤、恩に着るよ」
「なあに、お安いご用だ、俺と康一の仲じゃないかよ、俺が作ったおっぱいは特別なシリコン製でそんじょそこらのバチモンとは出来が違うぜ。何せモンスターメイクのカリスマ、リック師匠直伝だからな……。ほら肌との境目も全然分からないし、超クールなパイオツだろ」
得意そうな表情で天然パーマの髪を掻き上げる男性は俺、
持参してきた特殊メイクの道具を手際よく片付け始める。
人の良さそうな目を細めながらおもむろに俺のおっぱいを鷲掴みにして、むにゅむにゅと揉みしだく。
「あううっ、らめえ!! 強く揉んだらク、クーパー
「よし、こんな朝っぱらからおっぱい漫談が出来るなら安心だな、正美、こんなモンで大丈夫か? 康一のおっぱいの仕上がりは……」
俺達の親友、いや俺にとっては唯一のおっぱい友達と呼べる仲間、
その手腕は一目置いている程だ、まあド変態なのは俺と同じ穴のむじなだけど。
「佐藤君ありがとう、僕が電話で急に呼び出したりしてごめんね……」
「気にすんなって、それより正美の胸は大丈夫か? 装着してから日にちが
経ってるけど、まあ来たついでだからメンテナンスキットを渡すよ、ほら!!」
何故か佐藤が意味ありげに片目をつぶった、こいつのウインク下手すぎんだろ、
……でも正美に目配せしてるのは、そうか!! また二人で俺を
「康一、良くは分からないが、おっぱい星人のお前が自ら胸を装着するなんて、
よっぽどのことがあるんだろう……。 話せる時期が来たら俺にも聞かせてくれ」
佐藤が普段のおちゃらけモードでなく、真顔で俺に語りかける。
友情の絆に思わず胸が熱くなる。
「ありがと、佐藤……。 で、その差し出している手はいったい何のつもりだ!?」
「康一、これはビジネスだから、俺は慈善団体じゃないんだよ、プロが見返りを求めるのは同然だ」
前言撤回、こいつはそういうタマじゃなかった……。
「あの~、佐藤さん、出世払いでもよろしいでしょうか?」
「即、却下!!」
「じゃあ、この身体を自由に弄んでもいいんだよ、おっぱいも全部だよ、それに未開通のアソコでも君をお迎えしちゃうぞ!! 康恵、まだおぼこむすめだよ♡」
出来立てホヤホヤのおっぱいをたぷんたぷんと揺らしながら佐藤に突き出す。
康恵ちゃんの女装も二日目になり身体の切れも恐ろしい程良い、精巧なおっぱいも装着してまさに鬼に金棒状態だ……。
「……ううっ、おぼこ娘のあそこだと!?」
こいつ、即答で却下するかと思ったらマジに悩んでやがる、この外道野郎がっ!!
「あなたたち、いい加減にしなさい!!」
ドゴッ!! バキッ!!
「ぐほっ!!」「げふうっ!!」
俺と佐藤が同時に吹っ飛ばされた、誰だ、俺の値引き交渉の邪魔するヤツは!!
「りっつ子さん!! それににゃむ子さんも……」
俺たちおっぱい星人二人のなれ合いに
「この阿呆ども、早く出掛けないと遅刻するぞ、
その聖胸女子高等学校、保健教師のりっつ子さんが仁王立ちで俺と佐藤を睨んでいた、その後ろで引きつった愛想笑いを浮かべるにゃむ子さん。
「……おはよっ、皆さん、ご機嫌はいかが?」
にゃむ子さん、何だか借りてきた猫みたいだぞ、一体どうしたの、いつものハイテンションが影を潜めている。
「昨晩、妹のりっつ子さんがにゃむ子さんの部屋に泊まったでしょう、僕たちの潜入調査の件だけじゃなく普段の自堕落な生活を発見されて相当、お説教されたらしいんだ、にゃむ子さん……」
だから妹の後ろで小さくなっているんだ、にゃむ子さん。
双子の姉妹と言っても、胸のサイズだけじゃなく性格もかなり違いそうだ……。
「それに僕たちが校に着ていく下着で更に揉めたみたい……」
何、俺たちの下着!? すでに制服に着替えているけど下着は普通の白いショーツだったぞ、一体どんなエロい下着を用意してたんだ!!
「おいっ!! 康一と正美っ、このキレイな女性二人は一体どなた!? お、俺をちゃんと紹介してくれ!!」
あっ、りっつ子さんに蹴り飛ばされ、気絶しかけていた佐藤が復活したぞ。
自分で考えうる最高の決め顔をしているが視線はにゃむ子さんの胸に釘付けだ。
「はろ!! はろ!! 番台にゃむ子だよ、こっちは妹のりっつ子、よろしくね♡」
若い男にキレイだと言われて、にゃむ子さんがすっかり元気を取り戻した。まったく立ち直りの早いメンタルは羨ましい限りだ……。
「コーちゃんのお友達、佐藤君って言ったわね、君が作ったおっぱい、凄いリアル!! ねえ、ねえ、にゃむ子のおっぱいも増量お願いしちゃおっかな」
「はっ、はい!! 喜んで作らせて頂きますっ!! じゃあ、まずはそのGカップおっぱいを型取りさせてくださいっ!!」
佐藤がスーツケースを開け、何やら機具を取り出し始めた。
「じゃあ、この上にその、お、おっぱいを載せてください」
にゃむ子さんが、そのGカップの胸を佐藤の取り出した機具に載せようとする。
「おっぱいを、こ、こう……かしら?」
ずしっ、むにゅ、むにゅうっ♡
おっぱい計測の次回に続く!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます