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  • TwitterのRT企画からお邪魔いたします。
    長編は2万字相当部分ということで、ここまで読ませていただきました。
    現状、物語が動き出したばかりであるこの時点でレビューはできませんので、読んだところまでの感想を簡単に書かせていただきます。

    クセの強い主人公が刺さりました!
    セリフ回しがコミカルかつめちゃくちゃカッコよく、私の心の中の中学二年生がスタンディングオベーション状態です笑
    主人公が自身を『物語の登場人物』、しかも『主人公』であると把握している、という設定も面白いですね。
    いわゆる第四の壁を超えてくる、デッドプールのようなノリで楽しかったです。
    また、主人公の特性ゆえに一人称視点と三人称視点の混ざり合った地の文も、初めて見るものでユニークでした。

    戦闘描写も素晴らしいですね。
    ツナの契約という特性はハンターハンターの制約と誓約のようで、こちらもカッコいいなと思いました。
    短距離ならば必中。
    そして『主人公』であるがゆえに無敵。
    その二人の特性がうまく作用し合った戦術が、作者さんの豊富な語彙力で巧みに描写される第7話は本当に感動しました!

    読んでいて気になった点は作品全体の文法です。
    作者さんはよく助詞または接続詞で文章を終える、『言いさし表現』を多用しているように思えました。
    第1話から引用すると、
    ・軍服にかすろうが、肩口をえぐられようが、しったこっちゃないと笑って──。
    ・私はあるく。幼子が蝶をおうようにして。
    ・弾丸は命中することなく。爆発と煙幕ですら私を素晴らしく演出し──。
    などですね。

    『言いさし表現』は物語の中で、読者に対して鮮烈に印象づけたい文章に対して使用される手法です。
    つまり、一番強調したいシーンで使われるのです。
    かなりカッコいい表現でもあるので、使いたくなる気持ちはわかるのですが、これは多用するとあまり意味がありません。
    さらに、文法的には誤った使い方でもあるため、多用されていると人によってはストレスを感じる場合もあります。
    ストレスを感じるとそれだけで読者離れにつながってしまうので、せっかくカッコいい作風と面白い世界観の物語なのにもったいないなと思ってしまいました。

    最初は一人称視点で使用されていたので、主人公の癖なのかしらと思っていたのですが、一部三人称視点部分にも使用されていたので、どちらかというと作者さんの癖なのかなと感じています。
    (違っていたら申し訳ありません💦)
    ただ、このノリが好きな読者もいるとは思うので、固定の読者をつけるのであれば有効な手段だと感じました。
    好きな人だけ読んでくれればいいよ、というストロングスタイルを貫くのであればこのままでもいいのかなと思います。

    作者からの返信

    うれしい感想と、くわしい分析ありがとうございます!
    言いさし表現、しらない概念でした。

    たしかにその表現を多用する癖があって、完全に見抜かれてておもわず笑いました笑 作者の癖までみぬく読解力に恐縮します笑

    修正不可能なくらい多用してしまっているので、もうこれは今作品の味ということで。次回作から意識して、有効的に使っていきたいです。

    ありがとうございました。マジのマジでうれしいです笑

  • 第16話  血は青いらしいへの応援コメント

    100点だ!
    作者、あなたは、最高だよ!

    作者からの返信

    あざっす! 嬉しいです😆

  • 第11話 刀振りと鼻血たれへの応援コメント

    なんだよこの戦闘シーン。最高かよぉ!

  • 第8話 核という玩具への応援コメント

    誤字報告!

    『彼は彼はハンドガンを受け取ると』

    『彼は』が被ってます!

    それは置いといて、この空気感、本当好き☺️

    作者からの返信

    あぁ、ありがとう ございます!
    他では味わえない空気だしていきたいです(笑)

  • 第5話 大人の仕事への応援コメント

    コメント失礼します。

    独特のテンポと異彩を放つ物語に引き込まれて黙々と読み進めていました!

    ある意味で現代社会の風刺ともとれる話ですね。
    すごく重いことを書いているのにミツキの語りと、世界の声のアンバランスさによって窮地の場であることを忘れて読んでしまいます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    絶望を楽しく! っていうのは常に意識していることですので、お気づきいただき大変うれしく思います! えへへ(照)