6話 ナイトアーマー
プリズムが解体されたことで、後始末をすることになった。
アポロンズ・ハートの指令室に連行されたエルフィンは、ソファーに座らされると、こう言った。
「僕も持ってるんですよ」
NA ナイトアーマー、アポロン軍が開発した戦闘機である。
「トリックリックという名前です。可変型でスナイパータイプです」
「トリックリック、良い機体ですね」
メカニックのテオが機体を見ながら言う。
「少し整備して、うちの母艦に入るようにしておきます」
「よろしくお願いします」
数日後。
「エルフィン、お前をうちのエースパイロットに任命する」
「僕でいいんですか?」
「残念ながら、少数精鋭部隊のせいで、お前しかいないんだな」
「そうですか」
「てな訳で、これからよろしく頼む、エルフィン」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます