第4話 エロハプが止まらない!
「あ、姫様ひさしぶりっすぅ♪」
スイカップ女子がノーブラ乳首丸出しのまま笑顔で駆け寄ってきた。
――■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■!!
ビキニの日焼け跡の中央で、桜色にツンと自己主張する乳首と乳輪のインパクトに全てを持っていかれた。
罪悪感とか敗北感とか、もうどうでもいい。
――こ、これがナマチチ!?
縦横無尽に揺れはねながら、迫る大質量感は圧巻の一言しかない。
童貞殺しの生爆乳を前に俺が首ったけになっていると、アリスが慌て始めた。
「ちょっとパーナ、丸見えじゃない!」
「え? あー、また脱げてましたぁ? あたしキツイのヤダからいっつもゆるくしてるからすぐ脱げちゃうんすよねぇ♪」
ひまわりのように満開の無邪気な笑みが可愛い。
背は高めで胸もお尻も発育過剰だけれど、赤毛をツインテールにした髪型と幼い笑みにハイテンションというギャップが魅力的な女の子だった。
「アンタも見ないの!」
アリスにキッと睨まれて、俺はようやくパーナの爆乳から視線を外した。
もっとも、視線を外そうがどこを見ようが、浜辺はスイカ大のおっぱいとお尻で埋め尽くされている。
視界の中で、また別の女性がブラジャーを脱ぎ、おっぱいをタオルで拭いている。
――どう見てもヌーディストビーチですッッッッ!
「みんな! 今日は救世主召喚で召喚した男を連れてきたからパレオ巻いて! じゃないとえーっと暴走して襲われちゃうわよ!」
「そこまで節操なくはないぞ?」
俺がツッコむ間に、次々浜辺の美女美少女たちが爆乳を揺らしながら集まってきた。
みんなキャーキャーはしゃぎなら、黄色い声でテンションを上げてきた。
「え、救世主召喚!?」
「じゃあ強いの!?」
「だったらむしろ子供産ませてくれる?」
言いながら一部の女性陣がブラを脱いでからTバックパンツにまで手をかけた。
――■■■■■■■■■■■■!?
「今日は忙しいからダメよ! そんなことよりほらハルト! 仕事よ仕事!」
「お、おう」
口では了承しながらも、俺の頭は半分、ここにいる爆乳美女たちとのエロい妄想に支配されていた。
しょうがないだろう。
だって男子高校生なんだから。
俺はスケベ男子ではないけれど、これだけの爆乳ビキニ美女美少女軍団に包囲されて無反応の男子がいたらむしろ連れて来い。
「みんなに教えたいのは実は食べられる魚介類と、農業改革に必要な肥料の収集だ。まず質問だけど、タコ、イカ、ウニ、ナマコ、クラゲ、海藻。この中でみんなが食べるものはあるか?」
「一個もないっすよー? ていうかあんなの食べれるんすかぁ?」
くちびるを尖らせるパーナに、俺は頷いた。(その時おっぱいをチラ見した)
「食える食える。あと海藻だけどゆでても刻んでも硬くて食べられないのは畑の肥料になるからそれも取って欲しい」
「肥料って、海藻を畑にまくんすか?」
「ああ。海藻には畑に必要な栄養が豊富だからな。このへん、海藻はあるか?」
「それなら海底を埋め尽くさんばかりに生えてるっすよ。おかげで素潜りで貝を取るのが面倒っす」
「そりゃいい。なら貝も貝殻は残しておいてくれ。砕いて焼いて石灰にして畑にまく」
「貝殻も肥料になるっすか?」
「ちょっと違うかな。肥料じゃなくて肥料が効果を発揮するのを助けるんだ。飲食店にたとえると、肥料が食材で石灰が料理人てところだな。料理人が多いほど大量の食材を素早く料理に変えられるだろ?」
「あー、そういう意味っすか。ハルトさんよくそんなこと知ってるっすねぇ」
「まぁ異世界の知識だよ」(あとゲームの)
「でもタコって見た目があれだしあんまり食べる気しないんすよねぇ。イカが網にかかることありますけど捨ててますし」
「なら持ってきてくれ、俺のスキルで刺身にするから」
「いや、今持ってるっすよ」
「そりゃ都合がいいけどなんでだ?」
「パンツに絡まっているんで。ほら」しゅるりん
軽いノリで後ろ手にした右手を振り上げると、その手にはイカとヒモがぶら下がっていた。
一陣の潮風でたなびいたそれは、パーナのデリケートゾーンを隠す大役を担っているはずの、Tバックパンティだった。
「パァアアアアアアアアアナァアアアアアアアアアアアア!」
――■■■■■■■■■■■■■■■■■■!
コンマ一秒で俺の視線は彼女の下半身に釘付けられた。
海の民だからかは知らないが、パーナの股間は陰毛がなく、ツルリと大事な場所がむきだしだった。
人生で初めて、秘ブツを無修正でナマで目にした衝撃に俺は倫理観もかなぐり捨てて見入ってしまった。
――! これが女の子のぉおおおおおおおおおお!
「ん? いやん見ちゃだめっす♪ 流石にこれはパーナでも恥ずかしいっす♪」
可愛く赤面しながら、パーマは前かがみに両手を股間に重ねて隠した。
「とにかくはいこれ、イカちゃんっす♪」
「お、おう」
「ムッ」
モノを隠されたことで、なんとか正気を取り戻した俺はイカを受け取るも、アリスの視線が痛くて仕方ない。
それから逃げるように、イカをストレージにいれてイカの刺身を選んでプリセットされているお醤油をかけた状態の薄造りで皿に盛り付けて取り出した。
「ほい、イカの刺身」
みんなは大皿に盛りつけられた刺身を手づかみで取ると一口。
すぐに破顔しておいしいと騒ぎ出した。
「おぉ、イカってこんなにおいしかったんすね姫様♪」
「ほんと。今まで魚介類って魚と貝しか食べたことないけど、イカっておいしいのね。イナゴもだけど、味と見ためって関係ないのかも」
「イナゴ?」
パーナの問いかけに、アリスは閉口した。
――まぁ、話だけ聞いたら勘違いされそうだよな。
ともかく、イカの刺身は大好評で、いい流れができていた。
が、そこへ荒々しい口調が割り込んできた。
「おいおい、アタイの縄張りで好き勝手言ってるってのはテメェかい?」
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