檜風
第146話 羔裘
羊の毛皮を着て歩く
狐の毛皮で
思わぬ訳がない故に
ゆらゆら思うまた思う
羊の毛皮でどこにゆく
狐の毛皮で堂にゆく
憂えぬ訳がない故に
ゆらゆら憂うまた憂う
羊の毛皮つやつやと
朝に日差しの照るようで
そなたを心配すればこそ
そなたを心配すればこそ
【もとの詩】
羔裘逍遙、狐裘以朝。
豈不爾思、勞心忉忉。
羔裘翱翔、狐裘在堂。
豈不爾思、我心憂傷。
羔裘如膏、日出有曜。
豈不爾思、中心是悼。
【ひとこと】
羔裘と狐裘がいまいち分かんないんだよなぁ……。
羔裘:スーツ。仕事で着る。←なのに遊びで普段使い
狐裘:礼服。式典で着る。←なのに職場で日常使い
それは違うじゃん!!!みたいな解説を(これじゃない羔裘の解説で)見た(気がする)。
仕事できる俺!を演出してブランドスーツで夜遊びし放題からの朝帰りして礼服で職場。それはどうなのよ、ちょっとなんとかしなさいよって同僚か上司が心配して(ってかゲンナリして)嗜める感じかと思ったけどどうなんだろうね?
※てきとう言ってるだけなので間違っても信じてはいけません
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