記憶
短外
第1話 記憶 (改)
ここは、どこでしょう
私は、?
誰?
どこにでもある普通の日常風景
小学生が歩いている通学路
のはずなのが知っているようで知らない
「どうしよう」
あぁ空が青い? 青いなんで?あれ空が青いのは、当たり前一般常識あれ?
知らないこんなに青くて綺麗な空見たことない
ただの空なのになんでだろ どうしてこんなにも涙が出るのだろう
悲しいような嬉しいような
突然後ろから
「隊長 お久しぶりですこんなところで会えるなんて」
「誰?」後ろを見ると片目が隠れた赤と青のグラデーションというとんちんかんな髪色の推定20歳前後の男性がいた。
「隊長?僕ですよ いつも〈ロイ〉と読んでくれたじゃないですか」
今にも泣き出しそうだ。まるで怒られた子犬がプルプルと震えているようにしか見えない。男性は、ロイというのだろうか?
「すみませんがロイという名前は、知りません 第一今私は、今何も思い出せません」
「思い出せない?隊長もしかして記憶喪失ですか?」
「隊長じゃないですしロイさん?が探している方でもないと思います。記憶喪失の方は、あってると思います。」
「そっそうですか」
と悲しそうに笑う
罪悪感が
「まぁこれも何かの縁です。記憶を戻すお手伝いをさせてください」
「嬉しいですが初対面の方に手伝っていただくのは、ちょっと」
嫌な予感がする あと寒気も
「僕の名前は、相山 優 です。 隊長、、、じゃなくて君は、何かしら手がかりでもあるのかい?」
ロイは、どこからきたんだ?
「」
なんの手がかりもないがこいつは、怪しすぎる
「でっどうるすんですか? 見たところ身ひとつで記憶もないそんな君がどうやってこの先何年も1人で生活していくんだい?」
「ゔっ」
痛いとこつかれた
「でっどうしますかぁ〜」とこちらに手を伸ばしてくる。
「よっよろしくお願いします」
うーあやしいけど方法がない
「 」
手を乗せると驚いた様にロイさんが目を丸くした。
そんなに驚く?
まぁすぐにポーカーフェイスになって
「こちらこそよろしくお願いします。隊長」
「隊長では、ありません」
「いえ隊長は、今も昔も僕らの隊長です。」
と哀しそうに笑って
あぁ私は、なんでこんなにも哀しいんだろ
この人のことを全く知らないはずなのに、こんなにも辛いんだろう
何か伝えなければ、ないないことがある気がしてならない
この人を信用できないのに信用している自分がいる
わからない
わからないから怖い
知りたいのにしれない
私は、彼のいう隊長かもしれない
隊長と呼ばれるとしっくりくる
呼ばれたことがあるのだろうか?
「隊長 お前を伺っても?」
私の名前は
「るい、、、水蓮 涙」
本当は、違うかもしれないけど誰かがいつもルイと呼んでる気がした。苗字は、適当 下の名前は、ルイを当て字にした。
私は、今から
《水蓮 涙》
「ズビー」
相山さんが泣いてる。
「えっどっどうしたんですか?」
「あぁ何でもないよ、気にしないで なんでもないから」
「そっそうですか」
「お腹も空いたしカフェにでも行こう!! もちろん僕の奢りだよ」
相山さんウインクはキモいです。
「相山さん待ってください!!」
気がつくと数メートル離れたところに相山さんがいた。
「相山じゃなくてロイでもいいよ〜」
「ロイってどこから出たんですか?」
「気にしたらダーメ」
「相、、、ロイさんいくつなんですか?」
相山さんって呼ぼうとしたら凄い圧がきた。
「さんも消せたらなー まぁおいおいでいいか(ボソ)」
何か言ったのかな?
「ちなみに僕は、今年で21」
なんか最後にハートがつきそういやついてた
「うわぁ」
「ちょっとー」
「もしかしてロイさんそういう趣味が、、、」
「ないって」
即答された。
会話しながら歩いていたらカフェにすぐついた
「涙ちゃん ここが僕のおすすめのカフェでーす」
思ってた物より綺麗で内装も落ち着いた雰囲気のカフェでした。
「綺麗ですね」
「でしょでしょ!! まぁ僕がオーナーしてるだけあるよね」
、、、
「嘘だー」
「本当だって」
「だって相、、、ロイさんそういうの向いてなさそうじゃないですか!!」
「さすが隊長ロイのことわかってるねー」
突然カフェから店員?が出てきてが話に入ってきた
赤髪の青年?
てか私含めみんな髪の毛カラフルだなぁ
「えっとー誰?」
「えっ隊長?、、、ロイさん誘拐は、犯罪ですよ あと流石にこれは、拗らせすぎです。」
青髪の子が私と相山さんの間に入ってきた。
「エスどうした」
と次は青髪の人が現れた ロイさんと同じ髪型だけどこっちの方が爽やか感が凄いストレートだからかな?
「あっデュー ロイが隊長記憶ないのに連れてきた〜 誘拐だよこれ」
「たしかにそうだな」
「「うん 通報しよう」」
「待ってやめて」
なんかいつもの見ていた光景の様な気がする。
「隊長ー 久しぶり〜元気〜?」
後ろからだけかが抱きついていた。
「ダイス、 隊長は、記憶がない。あと離れてやれ」
相山さん、、、上司みたい
「えーそうなのー ふぅーん 僕は、 青空 渚 まぁダイスって呼んで」
みなさんその偽名どこからきてるの!!
「とりあえず〜みんな頑張って作ったカフェだからきっと隊長も気にいるよー」
「えっちょっと」
カランコロン
「わぁー綺麗ー」
「でしょー」
店内は、紅茶の香りが漂っている。
知ってる匂い
普通の紅茶の香りでは、ない
紅茶の香り
紅茶の名前は、なんだった?
青い紅茶だった気がする
何にか思い出せ、そう、、、な
「隊長!!」
そこからの記憶は、ない
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