ガチャ464回目:1ヵ月ぶりの音
『ジャララララ!』
ああ、もはやこの音すら懐かしい。
結果は黒2、白2、緑4、紫2だった。前回と比べて『運』が爆上がりしたからか、黒が2になったのは嬉しいな。
『SSR 腕力上昇+230、器用上昇+230』
『SSR スキル:痛覚耐性Lv1』
『UR 頑丈上昇+380、俊敏上昇+380』
『UR スキル:魔石操作Ⅱ』
『UR スキル:スキル圧縮Ⅲ』
『UR アイテム:魔法の水筒』
『SUR ステータス6種上昇+300』
『SUR アイテム:剣の砥石(『
『BR スキル:完全分解α』
『BR アイテム:伝授の宝珠(『
「無料ガチャ」では赤5。
『SR 腕力上昇+125』
『SR 器用上昇+125』
『SR 俊敏上昇+125』x2
『SR 魔力上昇+125』
*****
名前:天地 翔太
年齢:21
レベル:42
腕力:34244(+17077)(+17122)
器用:34252(+17081)(+17126)
頑丈:34090(+17000)(+17045)
俊敏:33890(+16900)(+16945)
魔力:34228(+17071)(+17114)
知力:34320(+17117)(+17160)
運:24270
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武技スキル:無刃剣[双連・無刃剣Ⅱ]、閃撃[閃撃・剛]、紅蓮剣[飛剣・鳳凰Ⅲ]、紫電の矢[雷鳴の矢]、魅惑の矢、破魔の矢
称号:ゴブリンキラー、アントキラー、神殺し
管理者の鍵:525、810、777、1086
知恵の実:No.4
*****
『ボックスの残り 90/100』
アイテムやスキルの出現率上昇とは明示されていたけど、まさかその影響でステータス上昇が3個しかないとはね。
「にしても、新しいスキルがいきなり『痛覚耐性』と来たか。……アイラの修業が響いたかな?」
「かもしれませんね」
「結構スパルタな修行をしたって聞いてたけど、ガチャに影響あるくらいだったんだ……」
正直もうちょっと早く欲しかった。まあ、無い物ねだりか。次回同じスパルタ教室が始まった時に、少し楽になる可能性があると考えれば、ちょっとは報われるかな。
「『魔石操作Ⅱ』と『スキル圧縮Ⅲ』は純粋にありがたいとして、『完全分解α』? ものすごい不穏な名称だけど、どんなスキルだ?」
「
「確かにユニークでもスペシャルでもなく、アーツだもんね。とりあえず使ってみたら分かるんじゃない?」
「んー、じゃあちょっと使ってみるか。『完全分解α』」
俺の視界に、何を分解対象とするかの選択肢が出てきた。選択可能なのは家具や食器、服などが対象で、幸いにも
とりあえず手元にある、自作のフォークを分解対象として選択してみる。
「おっ」
すると、フォークは即座に融解し、元の魔鉄の塊へと変化していた。
「これは、アイテムを素材に戻すスキルか?」
「それって、とんでもなく凄いんじゃない?」
「チートスキルですわっ!」
「流石ブラックレアですね」
「おめでとうございます、ショウタさん!」
「ああ。ありがとう」
これなら、アクセサリー作成で失敗したらすぐにやり直せるかもしれないな。
スキルでこの性能なら、アイテムはどうだ……?
「まずはこれだな。『魔法の水筒』……? 商品名的な魔法瓶とは別物なんだろうけど……」
「ショウタさんなら、詳細が見れるのではないでしょうか」
「ああ、そっか。皆にもこれ、アイテムとして見えてるんだよね?」
全員が頷いた。
『真鑑定』や『真理の眼』は、俺にしか見えないスキルオーブには使用できない。
けど、俺の状態異常対策の指輪と同様、ガチャから出たにも関わらず、
「『真鑑定』『真理の眼』」
名前:魔法の水筒
品格:≪固有≫ユニーク
種別:魔導具
説明:水筒に注いだ液体が、魔力を注ぐことで無限に湧き出る魔法の水筒。空にしてから別の液体を注ぐ事で、リチャージされる液体も変更可能。補充には魔石か魔力が必要。
「……ん? つまり、『魔力』を注げば、いつでもアイラの紅茶が飲み放題って事?」
「ご主人様がお望みとあらばいつでも淹れて差し上げますが……。液体と書いている以上、ポーションを注げばポーションが無限に使えるのでしょうね」
「おー。じゃあ高ランクポーションが使いたい放題になると。……でもまあ、回復はアヤネとマキがいるし、使わないかな?」
「超希少な、高品質な魔力回復のポーションがあれば魔法も撃ち放題になりますが……。液体の質によって対価が変化するどうか次第で、有用性が変わってきそうですね。まあ、今は持ってないですし、試せませんが」
「一般的に見れば破格のアイテムなのは間違いないけど、あたし達には……必要ないかもね?」
「普通に飲料として使う場合、異次元シリーズの鞄が無い人であれば、間違いなく重宝するでしょうけど……」
「では、ハズレということですの?」
「うん……。ハズレだな」
まあでも、まだ目の前にはアイテムが2つ残ってる。
こっちは名称的にも期待できるはずだ。
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