第4話への応援コメント
篠崎さん、拝読しました。
人間が冬眠すると言う面白い発想から始まり、かつ現代ファンタジーということで、どんな展開を見せるんだろうかとドキドキしながら読みました。
眠る側が軸となっていましたが、一方で「冬眠狩り」をする彼らにはどんなドラマがあるんだろう? そんなことを思うと、想像が広がる作品でした。
作者からの返信
最後まで読んでくださりありがとうございます!
もし、冬眠する人間がいたらどうなんだろう…と思って書いた作品です。無防備で危険といえばとても危険ですが、寒い冬に暖かいお布団でずっと眠れるのは、羨ましいなぁとも書いてて思ってました 笑
げこげこさんのコメントのように、いつか彼らを「追う」側の話も書いてみたいですね。
第4話への応援コメント
こんばんは。読ませていただきました。
最初は、人間が冬眠するという奇抜な発想に驚かされました。でも読み進めるうちに、別の感想を持ちました。
去年まで何の心配もなく冬眠に入っていた宏輝。思春期に入り、彼が自分達に害をなす者への危機感をもつところ。あるいはラストの「借りた」遠吠えシーンもそうなのですが、「種を超えて厳しい自然の中にあり、自然とともに生きていく」世界観の神聖さを感じました。もう絶滅してしまったはずの狼が普通に存在している世界線であることにも、ちょっと感動していました。
自然界は決して安寧できる場所ではないけれど、その中で「自分が家族を守る」という、群れの一員としての自覚をもつ宏輝は大人に近づき、大きく成長したのではないでしょうか。
「冬眠狩り」が潜む厳しい環境であるからこそ、守ってくれる温かい人たちの温かさが、寒い季節をバックアップに、より一層際立ちます。
淡々と書かれていますが、いくらでも考察できてしまう深みがある、美しい物語でした。
ありがとうございました。
作者からの返信
最後まで読んでくださりありがとうございます!
返信が遅くなってしまいすみません…。
この話で主人公である宏輝の成長を感じとって頂けて嬉しいです。
この作品は「冬眠する彼らは何者なのか」をあえてはっきりと描写せずに仕上げました。
自然のものを借りて生きている存在なのは確かだと思いますが…。
彼らや彼らのその後をたくさんの方々に考察し、想像し、そして楽しんで頂けたのなら、作者として冥利に尽きます。
素敵な感想ありがとうございました‼︎
第4話への応援コメント
ドキドキしながら一気読みしてしまいました。冬眠する家族がいるのか…面白いなと思っていたら、冬眠狩りという物騒なワードが出てきてびっくり。
今回は保田さんのお陰で最悪なことにはならなかったようですが、考えてみれば家族全員冬眠してしまうというのは無防備な状態が数ヶ月続くということですもんね。
こうやって協力してくれる誰かの力を借りないと冬を越せないと思うと、人付き合いって大事なんだなと思い知らされます。昨今はなかなかご近所付き合いもしなくなったと言いますし、現代の風潮に刺さるお話だなと思いました。
面白かったです!
作者からの返信
最後まで読んでくださりありがとうございます!
そうですね、寝ている間は特に無防備ですから、危険ですよね…。
都会だと特にご近所付き合いは難しいですよね。田舎だからこうしてきっと親身になって助けてくれるのかもしれません…。
深いところまで感じとってくださって嬉しいです…‼︎
編集済
第4話への応援コメント
コメント失礼します。
凄く不思議な物語でした。冬眠する一族が冬眠狩りに狙われる。ヒヤヒヤします。その一族の一人宏輝くんとその家族が冬眠をして、目が覚めたときどうなっているのか。
春のような暖かさがある日々だといいなです。目覚めたら冬眠狩りに襲われていたなんて……悲しいので。
続きが見たくなる物語です。
作者からの返信
最後まで読んでくださりありがとうございます。
そうですね、一応民俗学者はまだこの地にいるので、完璧な安全が保証されたわけではないですね…。
けれど、頼もしく、優しい保田さん達が見守ってくれるので、おそらく安心して冬を越せるとかと…!
いつか続きを書けたらと思っています。
編集済
第4話への応援コメント
冬の間に存在する不思議な逃亡譚。
人とは異なる一族が眠りにつく地を求める。
人と助け合い、時には人に狙われ、
ひっそりと。この世の片隅に。
民俗学者がただ知りたかっただけだとしても、
彼らは明るみに出ることを拒む気がします。
そうっと、静かに、自然に受け入れる。
あるがままに見守れる人だけ、
または自然と共に暮らす生き物だけが
その存在を知っている。
まるで、希少な野生動物みたいに思えました。
春になったら、普通の人間として生きる。
そんなところも謎めいていて惹かれます。
続き、読んでみたいです。
作者からの返信
素敵な感想ありがとうございます…!
そこまで感じてくださってすごく凄く嬉しいです。
「冬眠する」という流れに、運命に逆らったらきっと壮大なストーリーになるんだと思います。
でも自分が書きたかったのは、己の運命を静かに受け入れて生きていく、そんな人達の物語でした。
主人公が変わる系のオムニバス的な感じで続きを書いてみたいです。書ければですが…(^^;;
第3話への応援コメント
篠崎 時博さま
こんにちは。
冬眠するのって、どんな気持ちなのでしょうね。
普通に夜眠るのも、改めて考えてみると、怖いです。眠ると、自分は外部を認識できない状態になるけれど、外の世界はその間も進み続けているのですよね。冬眠だと、それが数か月にわたるわけです。
ある意味、目覚めが約束されている死にも似ていますね。
作者からの返信
返信が遅れてすみません…。
そうですね。だいぶ無防備な状態ですし、目覚めた時、世界が大きく変わっているかもしれません。
「目覚めが約束されている死」との表現、惹かれますね。
こちらも読んでくださりありがとうございます!