人間消失

阿笠栗栖

超能力者と犯罪者

 この世の中には霊視やテレパシー・サイコキネシスそして未来予知などの超能力があるが、それが誠か偽りかは定かではない。その人には必ず記者が群がらるのを私は何度も見たことがあり、民主が超能力を見ようと超能力者が能力を披露する場所の椅子に座り、後ろの方へ座るほどステージが見えなくて人と人の間から顔を覗かそうとしているのが思い浮かぶ。

 だからといって超能力者の景気の良好が永遠に続く訳でもない。一度失敗すると世間からの信頼と客をすべて失い、その翌日の新聞には超能力者が失敗したことが大きく記載されて超能力者には空爆のような大きなダメージが放たれ、死ぬまで背中を指差されながら残りの人生を過ごさなければならない可能性がある。しかしそれらは私の考えなので事実とは関係ないことはここで言っておく。

 犯罪を犯した人も同じである。犯罪者の中には自分に世間からの疑惑から逃れようとするために様々な超能力を発揮するがそれらは全て偶然を繋げたり、巧妙にトリックを作ったりして私から見たら手品師に見える。その証拠にそれらで警察が毎回頭を悩まさているのだから。だからと言って完璧にこなすことは一切できないのは警察が調査と一人一人の観察力や洞察力を駆使して事件に真剣に向き合っているからであるからであるが、しかし警察も人間である。失敗は必ずしも付き物でそれらが冤罪を生み出してるのも私には変えられない事実。

 しかし冤罪を生み出さないように捜査してるのもこれまた事実。

 ではこれから警察でも予想外で未解決事件になりかけた話を細かくお話しよう。

 

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