女勇者は女騎士に絆される
はるまきまき
第1話 勇者と騎士
「やあ、奇遇だね?」
「あなたも懲りないですね。」
灰色の世界に突然あなたは現れた。
「ミサリ、そなたを我が国の勇者とする。」
どうやら私はよくわからないところに召喚されてよくわからないまま勇者になりました。
ここは異世界。この国の王様の話によると、召喚の儀式に何らかの手違いがあって勇者一人を召喚するつもりが、私たちが元々通っていた高校のクラス全員ごと転生させてしまったらしい。
その全員が勇者候補生。みんなそれぞれ特別な能力を持ち、VIP待遇で王城に囲われている。
そして今、その勇者候補たちが食事をとるために大広間に集まって談笑していた。
「ここってさ、前いた世界より居心地がいいよねー。」
「イケメンも美女もお金も美味しいご飯も頼んだら全て叶えてくれるし、マジで召喚されて良かったわー。」
喜ぶクラスメイトを横目に私は何に喜ぶでも悲しくもなく、ただこの時間が過ぎ去ることを願っていた。その主な理由としては、このスクールカースト上位のグループの人たちに転生してからもずっと絡まれ続けているからだ。
「それにしてもミサリって見た目も地味だし、真面目だよねー。」
「そうそう!巡回先でもさ困ってる人にすぐ気づいて助けたりさ、マジで良い子ちゃんアピールかよ。」
「さすがは優等生様だよなー。」
「ちょっと、本人に聞こえるよ?」
「いいのいいの、どうせ言い返して来ないんだからさー。」
この人たち、席はどこだって空いているのにどうして私の近くに座るのだろうか。転生してからは前より一緒にいないといけない時間が増えて逃げ場がない。
食事はまだかな。早く食べて自室に帰りたいな。
召喚されてから毎日朝昼晩三食豪華な食事を貰い、その合間に王様に頼まれた慈善活動をしてそれ以外は自由。
何をしても許される。欲しいものがあればすぐに与えられる。
何不自由ない生活をさせてもらっている。
それでも私はこの自由すぎる生活を楽しめてはいない。
私が元々集団生活が苦手で愛想もない人間だから上手くみんなの輪に溶け込めていないのだと自覚はあるけど。
「ミサリ様、どちらへ。」
「今日は食事は自室でとってもいいでしょうか?」
「お身体が優れませんか?大丈夫ですよ、食事は後で運ばせてもらいますのでゆっくりお休みになってください。」
「助かります。」
近くにいたメイドさんに事情を伝えると、席を立つ。
メイドさんの仕事を増やすのが申し訳なかったけど、今日だけは甘えさせてもらおう。
「おいおい、逃げるのか?ミサリ様?」
「せっかくあたしたちが仲良くしてやってんのに、感じわる〜い。」
「……すみません、今日は失礼します。」
まだ何か言っているクラスメイトを無視して大広間を出る。
すぐに自室に戻る気が起きなくて目的もなく長い廊下を無心で歩き続けていると、
「まったく、あなたっていう人は……」
「ん?」
「それでも騎士団の隊長ですか?」
「それは偏見だよ、カナデ。」
「騎士団でもその中の隊長だったとしても、私は私でしかないのだから。」
「屁理屈ですか??だからって昼間から仕事投げ出して昼寝する人がいますか!」
「いるよ?ここに。」
「もう隊長!!」
何だか廊下の外が騒がしい。
歩くのをやめて窓から外を覗くと、中庭で白い軍服の人がベンチに横になっているのを黒い軍服を着た人が起こしている様子だった。
何か関わったら面倒そうだからここは見なかったことにしよう。
気分転換も出来たし、急いで自分の部屋に帰えれば何も問題なく……
「そこで何してるのかな?」
「げっ、」
いつの間に?!
顔を背けた一瞬の間に白い軍服の人が傍に立っていた。
長めの白っぽい金髪が頬に触れそうなほど近い。
普通なら嫌悪感がありそうな距離でも何だか許せてしまうが不思議。
目が合うと、甘いアンバーの瞳に思考が溶かされてしまいそうだ。
「王国騎士団エミリア様直属の部隊を率いているセト・ブライトだよ。よく覚えておいてね、可愛い勇者ちゃん?」
「はあ?!」
この国には王位継承権のある姫たちに直属の騎士団がついていて、実力ももちろんそこら辺の冒険者とは比べ物にならないくらい強くてしかも美形揃い。それはまあアイドルグループ並みに人気らしいとアイドルヲタクのクラスメイトが話していたのを聞いていたけど……この人が隊長??
可愛い勇者ちゃんって何?!チャラい人は無理!顔は良いけど。すごく顔がタイプだけど。
「地味な一般女子に可愛いはジョークにしか聞こえない上に一周回って嫌味にしか聞こえません。」
「そう?私は見た目の派手さより素材の良さを大事にするタイプなんだけど。髪質、肌質、声、少し捻くれた性格が愛で磨かれて溶かされていく様を見るのが好きなんだ。」
「悪趣味!チャラいっ!」
「あはは!あまり元気がなさそうだったから声をかけて見たんだけど、元気過ぎるくらいかな?」
嫌な雰囲気を察したのか、微笑みを浮かべたまま少し顔を離してくれた。
もしかして意外と良い人なのかな??
「……で、その騎士団の隊長様が何か用ですか?」
「ん?特に用はなかったんだけど、可愛い子には声を掛けるのが趣味なんだ。」
「やっぱりチャラい人だった、変態め。」
「勇者様、いくら勇者様だからって隊長にそんな口の聞き方は、」
「いいよいいよ、ちょっとした戯れじゃないか。」
「隊長がそうおっしゃるなら……」
セトの隣で困り顔をしている人が黒い軍服の人だ。
セトと並んでも遜色ない美形。短い灰色の髪にシーブルーの瞳はセトとは真逆の印象を受ける。
「先ほどの無礼お許しください、勇者様。私はカナデと申します、セト隊長と同じくエミリア様の騎士団の副隊長を勤めています。」
「いえ、こちらこそすみません。」
「あー、勇者ちゃんの前だからって猫かぶってるー。」
「そんなことはいいんですよ、早くしないと姫様が、」
「えー。まあそうだね、姫様はせっかちだから。じゃあ勇者ちゃんこれを渡しておくよ。」
「へ?」
さも当たり前のように渡されるものだからつい反射的に受け取ってしまった。
渡された物を確認すると刺繍の入ったハンカチだった。何の紋章なのかわからないけど。
「……何ですか、これ?」
「これを私だと思って、」
「いりません。」
「釣れないなー。」
返そうと腕を伸す前に手首を掴まれて動きを封じられる。
こんな時に隊長感出さなくていいんですよ。
結局無駄と諦めて渋々受け取った。そんな私に顔が良い笑顔を向けてくる。歯も真っ白だ。いちいち顔が良いのがムカつく。
「それ、肌身離さず持っておくんだよ?」
「だから何で、」
「また会おうね、ミサリ。」
「人の話を聞けー!!!!」
結構怒って言ってるのにセトは気にした様子はなく、笑みを浮かべたまま去っていく。私名前名乗ったっけ?
そんな出会いがあってから、
朝、部屋から出ようとすると、
「やあ奇遇だね。」
「私の部屋の前で待ち伏せしているのは奇遇とは言わないと思います。」
お昼を食べようと大広間に行けば、
「あ、隣の席いいかな。」
「めちゃくちゃ他の席空いてますけど?!」
夜、大浴場で、
「ミサリ一緒に、」
「入りません!!!」
何かにつけて関わってこようとするセト。
あまりにも声を掛けられ過ぎててクラスメイトたちからの視線が痛い。
特によく私をからかってくるスクールカースト上位の人たちは美形な隊長に私が構われているのが気に入らないらしく、日に日に当たりが強くなってきてる。
このままでは私のここでの生活が出来なくなってしまいそうだ。
とにかくまず会わないようにしないと。
そう思って逃げ回っていた時、
「あれ、勇者様じゃないですか。」
「げ、隊長のとこのカナデさん。」
「げ、って……その様子だと相当偶然が続いてます?」
「ええ、まあ。」
ここ一ヶ月毎日どこかで偶然遭遇していた。
「また隊長がいないから勇者様のところにいるんじゃないかと来てみたんですけど、当てが外れましたね。」
「それだけ来てるってわかってるならあなたから注意してくれませんか?」
「一応忠告はしてるんですが、何せうちの隊長ですからね。勇者様にはご不便お掛けしています。」
副隊長にも諦められているって何。それにしても、
「その勇者様ってやめてくれません?」
「それは失礼しました。他の勇者様にそんなこと言われたことがなかったので……では私のこともあなた、ではなくカナデとお呼びください。」
「わかりました、カナデ。」
「はい、ミサリさん。もし隊長に偶然会ったら私にお知らせください、終わってない仕事が山積みなので。」
見た目からチャラさが滲み出ている隊長とは対照的に爽やかなスポーツマンみたいな印象のカナデさん。
「ふふ、何だかカナデの方がお姉さんみたいですね。」
「まあ……そんなところです。その姉からのお願いなのですが、出来たら嫌わないでやってください。」
本当にムカついた時は一発殴っても大丈夫なので。と言って去っていった。
何が大丈夫なんだ?
そんな冗談をいうカナデの背中を見送った。
そんなこんなで追いかけ回される生活にも何故か慣れてきたある日、今日も今日とて綺麗に手入れが行き届いている庭園で偶然会ってテラスでお茶会というサボりに付き合わされている。
「ねえ、頭を撫でてもいい?」
「何で確認するんですか。」
「普通あまり親しくない者に頭を撫でられるのは不快だろ、いくら顔が良いとはいえ。」
「最後の発言がなければ完璧でした。」
「あはは!イケメンだろうが美少女だろうが、相手が嫌なことはしたらダメだからね。」
「じゃあ私のことを偶然追いかけ回すのもやめてくだ、」
「それは出来ないね。」
「はあ……でもここにきて初めて真っ当なこと言ってる気がしますね。」
「私は正直なだけだよ。でもミアが可愛いから、好かれたいみたいだ。」
「……どうせいろんな人に言ってるんでしょ。」
「私のことがよほど信用出来ないらしいね。」
「当たり前です。カナデさんの方が、」
「……カナデは名前で呼んでるの?」
「え?あ、はい。そう呼んでいいってカナデさんが。」
それを聞いたセトからは少し黒い雰囲気でオシオキがどうとかって言葉が聞こえたような気がするけど気づかないフリをしておこう。
「ミサリは私の名前を知っているよね?」
「はい、知ってますけど。」
「何て名前かな?」
「え、セト・ブライトじゃないんですか?」
「ミサリはどうも勘が良くないみたいだ、そこも可愛いのだけれど。」
「え、な、何ですか?!」
冗談でも面と向かって可愛いなんて言われたことないから戸惑ってしまう。
「名前。カナデは呼んでるのに私は呼んでくれないの?」
どこか寂しそうに媚びている顔はわかっててやってたとしても反則だ。
「……セト、隊長。」
「隊長はいらない。呼び捨てでいい。」
「セト!もうっ、これでいいでしょ。」
「うん。でももう一つだけお願い聞いて。」
「はあ、今度は何ですか?」
「頭、撫でてくれる?」
そう言って私の方に頭を向けてくる。頭を撫でると満足そうに帰っていった。
少しだけ可愛いと思ったのは秘密だ。
それからしばらくして、
「ちょっとミサリさん!あれから隊長が大変だったんですけど!」
そう言って私に詰め寄ってくるカナデの剣幕がすご過ぎて何があったかは怖くて聞けなかった。
そしてさらに何日か経って、
「…外出許可?」
「ずっとお城に引きこもりっぱなしでは息が詰まるだろうって王様の計らいで毎週何人か王都に散策に行ってもいいことになりました。ミサリ様はいかがでしょうか。」
カナデが外出の有無が知りたいと秘書官と共に私の部屋まで訪ねてきた。
こんなに良くしてもらって、王都で呑気に散歩なんてしてたら街の人がどう思うだろうか。
「そんなに堅く考えなくても、楽しそうだと思ったら行けばいい。嫌なら私とお茶でも、」
「しれっと部屋に一緒に入ってきましたね、セト。」
「だってミサリが外出するのであれば私にも関係のある話だからね。」
「え、そうなの?」
カナデの方に目を向けると苦笑いしながら答えてくれた。
「はい、隊長はミサリさんが外出する時の護衛役に任命されています。」
「え!聞いてないんですけど!!」
「言ってなかったんですけど?」
「何で疑問形なの?!」
秘書官の人も苦笑いしながら説明してくれる。
「勇者様にも派閥があるのはご存知ですか。」
「え、まあ何となくですけど。」
「ミサリ様はエミリア様率いる第3王女の派閥に選ばれておりまして、そうなってきますと必然的に護衛はエミリア様の騎士団からとなります。」
「本当は隊の中の手練れを数人連れて行く決まりなんですけど、我が隊は……」
「カナデを護衛に連れて行かないでください、仕事が回りませんと他の隊員に泣き付かれたんだ。」
「セトが元凶じゃないですか。」
「ん?カナデが優秀なんだよ?」
こ、こいつ確信犯だな?
「なので戦力的には十分な隊長お一人でミサリさんの護衛をという話になりました。」
「……それは、大丈夫ですか?」
「ん?姫から許可も貰っているから大丈夫だよ。」
その大丈夫じゃなくてこの隊が大丈夫なのかという話だったのだけど。
「こうなっては意地でも外出していただかないと面倒なので、連れて行ってやってください。」
「ミサリ、一緒に行こう。」
私に拒否権はないってわけか。てか連れて行ってもらうの私だよね?
そんなことを考えていたら今まで悩んでいたことがアホらしくなってきた。
「……わかりました、一緒に行きましょう。」
「ミサリとのはじめてのデートだね。」
「ちょっと外出するだけで、セトは護衛で来るだけでしょ。」
いつもこの調子なのだろうと秘書官の人を見れば顔にはあまり出していなかったけど、目が驚きと戸惑いで泳いでいたように見えた。
「で、では一週間後の予定ですのでミサリ様は覚えておいてくださいね。」
そして、あっという間に外出の日になった。
早めに侍女たちに起こされて恥ずかしがる暇も与えられぬまま着せ替え人形のごとくいろんな服を着せられたファッションショーが始まった。
「勇者様!こちらはいかがですか?」
「勇者様は華奢ですからこちらもお似合いですね!」
そうして出来上がったのは今の今までの私では到底考えられないお姫様のドレスを着せられた姿。
「……完全にドレスに着られていませんか?」
「そんなことはありません、素敵です!」
侍女の圧に断るタイミングを失っていると、
「わー、本当にお姫様みたいになったね。」
いつもの騎士の格好をしたセトが現れた。
外出するから少しは期待していたのに。って何考えてるんだ。
「……似合わないんでしょ。」
「似合ってはいるよ。でもこのままだと可愛過ぎて変な輩が勘違いしたらダメだから。ねえ、もっと動きやすい格好にしてもらってもいいかい?」
「は、はいっ!かしこまりましたセト様っ!」
思わぬセトの登場に頬を赤くする侍女多数。
それを見て何だか胸がモヤモヤしながら、侍女たちが選んだ別の服を着る。
もちろんセトは部屋の外で待ってもらっている。
着替え終わると鏡で確認しながら少しだけ体を動かしてみる。
さっき来たドレスより断然動きやすく自分自身にもしっくりきている。
「……どう?」
「うん、さっきのも可愛らしかったけどこの方がミサリらしくていいよ。」
「どうせ私は田舎者ですよー。」
「こんな可愛いミサリ、誰にも見せたくないから外出するのやめる?」
完全に二人の世界みたいなセトの雰囲気に侍女たちも押し黙って様子を窺っている。
そんな私も飲まれそうになるのを全力で吹き飛ばすように、
「っ、もういいから、早く行きましょう!」
初めての城下、何もかもが新鮮であちこち歩き回っていると、いつもは履かないヒールで歩いていたため靴ズレを起こす。
「ミサリが可愛くて足元まで気が回ってなかったよ、ごめんね?」
「ううん、私が子どもにみたいにはしゃいじゃっただけだから……」
「とりあえず私の靴履いて?」
「でもそれじゃあセトが裸足に、」
「大丈夫大丈夫、それともお姫様抱っこの方がよかった?」
「……靴貸してください。」
「うん、よく出来ました。」
セトが自分の靴を脱いで目の前に置いてくれる。
しゃがみ込もうとするとセトが私の手をとって自分の肩に添える。
そこに少しだけ体重を乗せると、服越しでもわかるほどの筋肉質な腕に騎士だったことを思い出してドキドキしてしまう。
「よし、少し大きいけど痛くない?歩けそう?」
「はい、何とか。」
「近くに知り合いの靴屋があるからそこまで我慢して。お詫びにプレゼントするから。」
近くにあった靴屋に入って、手当をしてもらっている間にセトが歩きやすそうなスニーカーを持ってきてくれた。
「これでいい?」
「はい、ありがとうございます。」
靴を受け取り、急いで履いて立ち上がるとセトと目が合う。
「ヒールで頑張ってるミサリも好きだけど、そのままのミサリが一番だよ。」
「……何言ってるんですか。」
「そうですよ、セト様。ツケ溜まってるから早く返しに来てくださいよー。」
「……来月の給料まで待ってくれない?」
「ふっ、全然かっこつかないんですけど。」
さっきまで良い感じだったのに、不覚にも笑ってしまった。
「あ!!ミサリが笑った!ここははじめての笑顔記念日の思い出の場所にしよう!」
「その思い出の場所をツケが払えなくて来れなくならないようにしてくださいよ。」
「今払おう。」
「セト様、お金持ってるじゃないですか!」
「ふふふっ……」
セトが支払いを済ませて今まで履いていた靴は袋に入れてもらってセトが持っている。
日が沈みだし、繁華街を抜けてお城の方に帰っているとだんだんと人通りが少なくなる。
私の隣を同じ歩調で歩いているセトの横顔はさっきまでとは打って変わって真剣そのもの。ちゃんと護衛の顔になっている。
そんな顔を少しだけ見つめているとあっという間にお城に着いた。
城門の前ではカナデが待っていた。
「ミサリさん、お疲れさまでした。隊長に何もされていませんか?」
「カナデも私のこと信用してないねー」
「日頃の行いを思い出してから発言してください。」
「はいはいはい。ミサリ、また行こうね。」
そうですね、今日のお礼もしたいですし。
「……今度は、セトも動きやすい格好で来てくださいね。」
「ミサリがデレた!」
「声が大きい!恥ずかしい!」
セトがいつになく嬉しそうだから許してあげます。
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