嘆けとて美月はものを思はする【外伝】
旋風次郎
【石村義忠の章】=プロローグ=
「ちっくしょー!うおーっ!」
私は心の底から叫び、そして泣いた。それこそ声を高らげ、喚かんばかりに。
天上に神がいたなら、奴らの耳に届くように・・・。
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