第4話 叶えられた長年の夢

「ちょちょちょちょちょちょ、どーゆーこと?!!」


 倒してしまった紅茶に袖が浸かる。


「先輩、落ち着いてくださいよ(笑)」


 いやいやいやいや、落ち着けるわけがない……。


「いやだって、今……のは……?」


「告白ですけど?」


 なんのためらいもなく言ってくる彼だったが、頬は赤く染まっていた。


「え、あ、え、あ……」


「この後、俺の家来てくださいよ」


 うわぁぁぁぁぁぁぁ。大発狂時代。バグ。


「ほんとにっ? ほんとにっ? ほんとにっ?!」


「ほんとですって(笑) 落ち着いてくださいよ」


「私の長年の夢……!!」


「叶えちゃいましょう!」


 こうして私たちは仕事を終え、2人は瑛太の家へ向かった。


 その後どうなったかは、皆様のご想像にお任せしましょう。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る