第09話 字牌を先に切るか愛でるか

SuRViVaL DaNCe

実母の遺伝子は「字牌」から捨てる。断公九を目指すから。

断公九=九を公然と断ると書き=タンヤオと読ませる。

一子相伝の逆パターン。子から母へ継承した業。


実父の遺伝子は「字牌」から残す。 混一色を目指すから。

混一色=混ざってるけど一色ですよと、強引に丸め込む=ホンイツ。

真似しようと思えば今日の対局からでも。

ホンイツは役牌が2種類絡んで、対々和の形で、ドラは2枚……

理想高いことを書いているが、これでやっと倍満だ。

倍満=子:16000点(親:24000点)


混一色、対々和、白、中、ドラ2はデ・ジャ・ヴなんです。

「111」「333」「白白白」「西西」=「中中中」

これ見たことあるの、ちびゴリさんだけかも?

加筆修正をしたから、ちびゴリさんさえも未確認の和了?

麻雀格闘俱楽部【東二局】【一本場】

そんな記述がどの物語にあったでしょうか?


本日も1時間後に麻雀格闘俱楽部IEKの開催決定!

【東風戦】では、短くて実力を出し辛いが

四局に一回大物手は入ると言われ、何回呼び込めるかが、

その人物が持ち得る「天運」ではないだろうか?


我妻にも麻雀ルールは、一通り仕込んであるが

無論「字牌」から処理するマニュアルに従ってくれる。

僕は「字牌」が嫌いな訳ではない。

寧ろ「字牌」は和了し易い牌だと認識している位だ。

但し「字牌」さえ押さえておけば大事故にならなかったのに……

処理を間違えば大後悔に繋がることもしばしば

結局「字牌」「数牌」どちらにせよ、個人感情で暴牌すると

しっぺ返しは自分に返って来るだけ。

「天運」は我に在り、「地運」を整地しに闘技場に前乗りする。

年功序列? 圧倒的に勝つのは常に一人でいい、

例え認知度予防と言う名目があろうとも、これはサヴァイヴァルだ!

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