そいつが主人公です、本作の主人公は一人称で語られてる人物じゃありません。
そしてことごとく「解釈一致」な行動を行ってしまうがために、あらゆる罵倒も、皮肉も、拒絶も、全て「ごちそうさまです!」と片付けられてしまう……この傍観者完璧か?
いや、傍観者というには直接的に関わりまくってる部分が大きいのですが。
ともかく、本作の面白さは、王子様気取りの完璧超人ヒロインでもなければ、語り手を務める全方位ツンの二番手気取りでもない!
脇で!!!!!!!!
キャーキャーと!!!!!!!!!
騒いでる!!!!!!!!
厄介オタク!!!!!!!!!!
こいつの奇行を全力ですこれ!!!!!!!!
ともかく読めばわかります、お試しあれ。