1月4日
きょうはぼくのともだちのたんじょうびなので
ともだちのいえにいきます
ぼくのいえからともだちのいえは遠いので
おとうさんに買ってもらった自転車にのります
坂道をのぼったり、おりたり
長い一本道をはやくはしったり、おそくはしったり
くるまがとおったらよけたり、とまったり
ようやくともだちの家につきました
プレゼントがぐしゃぐしゃになってないか
インターホンをならすまえにみました
大丈夫でした
良かったともだち気に入ってくれるといいな
ぼくはそうおもいながらインターホンをおしました
するとおとなのおんなのひとが一人出てきました
ぼくはともだちのおたんじょうびかいに来ました
だけどおたんじょうびかいは違う場所でひらかれてるとおとなのおんなのひとがいいました
おとなのおんなのひとはともだちのおたんじょうびかいが開かれてるばしょをおしえてくれました
だけどぼくは行く気になれませんでした
こころのおくが冷たくなったからです
さむい、さむい、さむい。
ぼくはあたたかいところをもとめてお母さんのいるところへもどりました
すると中からなきごえがきこえてきます、お母さんがないています
お母さんがないていたので、ぼくは大丈夫大丈夫といいながらお母さんの背中をさすってあげました
お母さんのせなかはあったかいな
ぼくがお母さんをまもらなくちゃ
いちばんこわいもの ちキ @09039921018
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