Cafe -the noir- ある喫茶店の日常

しゃろん

プロローグ

 「Cafe -the noir-」

 明治時代後期創業の喫茶店は朝から晩まで大盛況。毎日来る常連客や、SNSでの拡散をきっかけに来る学生や社会人、店の雰囲気や内装をドラマ等で使用したくて、交渉に来るスタッフなど、客層は縦に横に様々。

 メニューも様々で、創業当時からあるものから、流行りに乗っかったものまで幅広く押さえている。そのためか、新メニューが発表されるや否や、女子高生や女子大生が店内の席を埋め尽くしてしまい、常連客は「今日は仕方ない」とあきらめてしまうほど。

 喫茶店の従業員もバラエティに富んでいる。最年少は16歳の女子高生、最年長は70代のおばあちゃんと、いろんな年代の人が働いている。

 当店のマスターは18歳の1人の男子高校生と、1人の女子高校生。彼らは兄妹で8代目マスターとして日々営業している。


 これは、そんな2人のマスターと様々な従業員、そして訪れるお客の日常を描いたお話。

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