イルミナティの大統領暗殺計画 3


 暗殺を回避する方法を書き残したい。


 簡単に説明するならば、バイデン大統領が西暦2026年現在で現職の大統領でなければ済む話なのである。

 また、大統領選挙に立候補して再選したとしても、西暦2026年までに大統領を辞任すればいい。

 元職の場合は……、回避は難しいだろう。


 最初、正式に女性大統領が誕生するのは、西暦2024年の夏だと予言した。

 遅くても、第46代の後には当然のこと第47代の大統領がいて、その新大統領が副大統領のカマラ・ハリスなのかもしれない。

 アメリカ合衆国の初の女性大統領の誕生である。

 どうして、女性大統領を求めるのか?


 何故なら、イルミナティは女性大統領を必要としているからだ。


 ヨハネの黙示録とイルミナティの関係を思い出してほしい。

 彼らは、キリスト教の原理主義者である。

 ヨハネの黙示録の12章の始まりにこう書かれている。


 天の戦い、地における獣の増大、地の刈り入れ。

「ひとりの女が太陽を着て、足の下に月を踏み、その頭に十二の星の冠をかぶっていた」

 大切なことは、女と書かれていることである。

 男ではダメなのである。


 確実に女性大統領は誕生する。

 そして、予言通りになれば大統領選挙には敗北するかもしれない。

 ヨハネの黙示録に登場する女は、戦争のきっかけだろうから……。


 結局、イルミナティに仕組まれた男――トランプが再び大統領になる。


 その任期中の西暦2026年に、サグラダファミリアが完成する。

 サグラダファミリアは教会全体が楽器になっていて、これは大天使の第七のラッパである。

 第七のラッパが吹いた後に……最後の審判が始まる。


 恐らく、最初で最後の女性大統領だろう。

 暗殺も戦争も、回避することは不可能だろう。



 こうして、人類は削減されていく……。





 終わり


 この禁書は、個人的な研究結果です。






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