第17話 自由にしよう
ゴスペルコンサートの衣装の話題になると、皆が口々にドレスが良い!!
と話し合っていた。
その中のメンバーの1人が言った一言に決まったのだ。
『自分らしく!自由にしない?』
サーシャは思う。
【それも、そうよね??みんながドレスが良いならそれぞれ個性のあるドレスが良いわね?】
当日に向けて、ドレスを買いに行く人、
作る人、そして中には、
オーダーメイドのモノを張り切って買う人も居た。
1度衣装を着ながらも舞台に立つ練習をしてみたが……
皆が個性豊かで、色とりどりなドレスで
サーシャは見ていて楽しくなった。
16歳のマリーは、膝上のウエディングドレスの様な純白のドレスを着ていた。
ゴスペルメンバーのほとんどが、ドレスはカクテルドレスか
ウエディングドレスだった……。
誇らしげに皆は前を向いている。
サーシャは、感動しつつも、皆がドレスを着たがる理由も何となく分かっていた。
女性に産まれたからには
幸せを掴みたいのね?と……
本番まで、練習は深夜まで続いた。誰1人として根をあげなかった。
誰もが楽しみにしている本番に向けて、、、
さぁ、出発よ!!
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