連載の才能
常々言ってるんですが、話を作りながら書ける人に憧れます。
こうね、物語がつらつらと流れ出る人。際限なく湧き出るのに決して川筋から溢れない人。語り手ですよ。ブラッドベリですよ。墓碑に書いてよって話ですよ。
話を書いて、次のを書いて、あ、前の話こうしたらよかったじゃん、てなるわけですよ。いや、なるでしょう。練り込めてないといえばそれまでですが。
ことSFやファンタジーなんて世界観を固めながら話を作れる? プロットは作りますよ。でもディテールは都度詰めていくじゃないですか。同じになる? 前より良くならない? 宿る神様って別神なの? ディテールは多神教か。
書いたら忘れる。書き捨てるのも大事。少なくとも一旦は外に出さなきゃ話にならない。完璧なものを出そうと思ったら一生掛かります。
ぼくの場合はリニューアルすることが儘あります。ときどきリボーンしたりもします。アメコミか。マルチバースとか言って誤魔化すか。
いやアメコミを馬鹿にしたらあかん。あの無茶苦茶な世界観を統括している編集は異常ですらある。それこそお話の神がいるに違いない。
例えば書き手も読み手も現在進行形ならまだ舵は切り易いでしょうか。ルーチンにできる土台だけを作って後は継ぎ足していく形で。
お話の未来を知らない書き手なんて、それこそ才能がないとできないですよね。
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