第26話 虎三郎と豆の木

ある時、庭に植物が生えているのを見つけた。それはぐんぐん伸びてゆき、天にも届かん勢いだ。私は、ふと(勢いって力士いたなぁ…)と感慨に耽ったが、取り敢えず、登ってみることにした。


登ってみると、切りがないのに気付き、途中疲労で私は落下してしまったのだ。


気が付くと、ベッドの上で寝ていた。女性が起こしに来る。


「翔ちゃん、ご飯よ…あっ!あなた誰ですか!」

お互いビックリして声も出ない。その女性は髷を結っていた。

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