現代ウィザードリィパラダイスワールド

@pgtjwm147

第1話 初日

 夕飯の買い物の帰り道、いきなり現れた耳の長い女性、服装、持ち物はファンタジー系の魔法職。

 信

 「あの飲みます?」

 ビニール袋から烏龍茶を取り出した。

 女性

 「ここどこ?」

 信

 「東京都の片隅です」

 女性

 「わかんない」

 信

 「地球と言う星の、東アジアの日本国の、関東地方の首都圏です」

 女性

 「へー」

 信

 「自分は八戸信です、職業は生活保護ですが」

 女性

 「生活保護?」

 信

 「はい、走れないですし、長い時間は立てません」

 女性

 「成る程ね」

 信

 「はい、日本政府が支給するお金で暮らします」

 女性

 「成る程、自宅は近いの?」

 信

 「徒歩4分ですね」

 女性

 「成る程、ひとまず厄介になるわ」

 このアパートに連れて入る。

 女性

 「小綺麗ね」

 信

 「ええ」

 最初にソファーに座る。

 女性

 「そっか長い時間が立てないだっけ」

 信

 「はい」

 この休憩中に女性が詠唱、信に魔法を使用。

 信

 「少しは良くなりました」

 女性

 「そう、私はシャロン、エルフって種族のシャロン」

 信

 「短い時間ですが、よろしくお願いしますシャロンさん」

 シャロン

 「丁寧ね」

 信

 「はい、身体障害者になってから、丁寧が板付きまして」

 シャロン

 「そう」

 詠唱と召喚した一人の女性。

 シャロン

 「契約者の椿姫、上級妖魔なのよ」

 椿姫

 「よろしくお願いします」

 信

 「はい、よろしくお願いします」

 椿姫

 「体が悪いようですね」

 信

 「はい、事故と難病です」

 椿姫

 「成る程」

 テレビのスイッチを入れた。

 シャロン

 「成る程ね、機械技術が高いのね」

 信

 「どうぞお掛けください」

 またビニール袋から取り出したピザ、ポテトチップス、惣菜のコロッケ、卵寿司、ケーキ、烏龍茶が4本。

 シャロン

 「今日は祝いの日?」

 信

 「はい、クリスマスです」

 この3人で食べる。

 椿姫

 「独身ですか?」

 信

 「はい、中学生を卒業してからは、生活保護の暮らしです、どのみちに学歴は意味がないですから、他に恋人もいません、両親は他界、姉、妹がいますが、今はヨーロッパに移り住み」

 椿姫

 「成る程、一人で生きてますか」

 信

 「ええ、観葉植物位が家族です」

 シャロン

 「大変ね」

 信

 「そうですね、学生よりは幸いですが」

 椿姫

 「学生ですか」

 信

 「はい、学校に通う学生ですね、あまり好きではないですが」

 シャロン

 「まあ、あんまり良いとは言わないわね」

 信

 「はい、ですが、他ではないですが、アパートに部屋が15個、一階は高齢者、2階は母子家庭、3階は独身者、この3階の一つに住む女性が、偶に遊びに来る事もあります、なんでも高校中退、家族は事故に他界、天涯孤独となったそうです、女性用の事は詳しいですから」

 



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